金融政策正常化は下方リスクになり得る、G20で共有=浅川財務官

ロイター / 2017年10月13日 13時25分

 10月12日、浅川雅嗣財務官は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議終了後に会見し、先進国の金融政策の正常化がもたらす影響について、「世界経済への下方リスクになり得るとの認識を(G20で)共有した」と語った。写真はG20の財務相や中央銀行総裁ら。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン/東京 12日 ロイター] - 浅川雅嗣財務官は12日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議終了後に会見し、先進国の金融政策の正常化がもたらす影響について、「世界経済への下方リスクになり得るとの認識を(G20で)共有した」と語った。ワシントンで記者団の取材に応じた。

浅川財務官によると、会合では日銀の黒田東彦総裁が日本の財政に言及。消費増税の使途変更で、2020年度の基礎的財政収支(PB)黒字化目標は先送りが決定的となったが、財政再建の旗を降ろさないとの安倍晋三首相の姿勢をG20各国に説明した。

また、今回のG20にあわせて主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議も開き、北朝鮮への制裁やサイバーセキュリティーを巡って議論した。北朝鮮の収入源を断ち、同国に対して最大限の経済的圧力をかける必要があるとの認識を共有した。

通常、開催の有無は非公表だが「北朝鮮の脅威が現実のものとなっているため、積極的にコミュニケーションし、公表することとなった」(浅川財務官)という。

(木原麗花、梅川崇)

ロイター

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