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第3四半期のユーロ圏GDP改定値、前期比+12.6%、小幅下方修正

ロイター / 2020年11月13日 20時7分

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が13日発表した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値は前期比12.6%増となり、速報値の12.7%増から小幅下方修正となった。

前年比では4.4%減。速報値は4.3%減だった。

前期比の大幅増は、新型コロナウイルス感染抑制に向けて前2四半期に実施されていた規制措置の緩和が背景。

経済活動の再開により、第3・四半期のユーロ圏就業者数は前期比0.9%増となった。ただ前年比では依然として2%減だった。

同時に発表した9月の貿易収支(季節調整前)は黒字額が245億ユーロと前年同月の170億ユーロから増加した。市場予想は220億ユーロの黒字だった。

ただ黒字拡大は貿易の増加ではなく、輸出の減少幅が3.8%と、輸入の8.9%減に比べ小幅にとどまったことによるものだった。

季節調整済みでは、9月の貿易収支は240億ユーロの黒字となり、8月の210億ユーロから拡大した。輸出が前月比4.1%増、輸入は同2.7%増となった。

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