原油先物は1%超上昇、米の原油在庫減で

ロイター / 2021年1月13日 14時42分

 1月12日 アジア時間の原油先物は1%超上昇。米原油在庫の予想を上回る減少を受けて買いが先行している。写真は2018年8月、米テキサス州ミッドランドで撮影(2021年 ロイター/Nick Oxford)

[東京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は1%超上昇。米原油在庫の予想を上回る減少を受けて買いが先行している。

0420GMT(日本時間午後1時20分)時点で米WTI先物は0.67ドル(1.3%)高の53.88ドル。前営業日は2%近く上昇していた。

北海ブレント先物は0.79ドル(1.4%)高の1バレル=57.37ドル。前営業日は1.7%高だった。

両指標とも、新型コロナウイルス感染が世界に拡大する以前の昨年2月以来の高値水準にある。ワクチン接種の進展に焦点が当たっているため、欧米で感染者数や死者数が増加を続けていることは材料視されていないが、市場にリスクは残っている。

フィリップ・フューチャーズの上級商品マネジャー、アブター・サンドゥー氏は「原油価格は習近平国家主席の発言を受けた中国での景気楽観論や原油在庫の予想以上の減少を示す米石油協会(API)の週報で上昇を続けている」と指摘した。

APIが12日遅くに発表した週間在庫統計によると、8日までの1週間の国内原油在庫は、前週比580万バレル減の約4億8450万バレルとなった。ロイターがまとめたアナリスト予想は230万バレル減で、減少幅は予想を上回った。

ただ、アナリストによると、在庫減と価格上昇は米石油会社に増産を促す公算が大きい。サウジアラビアなどの主要産油国による減産も米業者の生産拡大につながるとみられている。

*内容を追加しました。

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