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午後3時のドルは103円後半、ユーロ/円は1週間ぶり安値

ロイター / 2021年1月13日 15時41分

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の103円後半。写真は、東京都内の証券会社のボードに表示されるドル/円や株価のデータ。2020年9月14日に撮影。(ロイター/Issei Kato)

[東京 13日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.67/69 1.2207/11 126.57/61

午前9時現在 103.74/76 1.2207/11 126.65/69

NY午後5時 103.74/75 1.2206/07 126.64/68

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の103円後半。金利相場となっているドル/円は、米長期金利の反発力が弱いことを確認しつつ、103円台半ばから後半での値動きとなった。

ドルは103.75円付近で東京市場の取引を開始した後、103.53円まで下落した。米長期金利が1.10%台まで低下したことが背景。

市場では引き続き「神経質な動きを見せている米金利がドル相場の大きな関心事」(証券)といい、注目を集めている。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは、午後3時時点で1.1189/1172%の気配。前日ニューヨーク市場午後4時時48分時点は1.1291%だった。

前日は米10年債入札が堅調な結果となったことをきっかけに、米国債市場では10年金利が10カ月ぶり高水準から急低下。外為市場ではドルが広範に売られた。

市場では「楽観ムードが続く株式市場とは対照的に、為替市場では、このところの米金利高が米景気を冷やしかねないなど、慎重な見方が広がっている」(アナリスト)という。

きょうの日経平均は一時、前営業日比300円を超える上昇を見せたが、株高が醸し出すリスクオンムードの中で買われやすいクロス円は伸び悩んだ。

ユーロは午前10時ごろに一時126.46円まで下落し、1週間ぶり安値を付けた。

市場では「ドイツのロックダウン延長とイタリアの政局不安がユーロの重しになっているようだ」(アナリスト)との見方が聞かれた。

ドイツのビルト紙によると、メルケル首相は12日、与党キリスト教民主同盟(CDU)の議員に対し、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウンを少なくとも4月初旬まで実施する意向を伝えた。

イタリアではレンツィ元首相が率いる新党「イタリア・ビバ」が、コンテ首相率いる政権とのさまざまな対立事項を理由に閣僚2人を引き揚げると警告。コンテ政権は揺らいでいる。

外為市場は、あす発表される米国のバイデン政権の経済対策の内容と、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言に関心を寄せている。

(為替マーケットチーム)

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