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フランスの教員が大規模ストへ、政府のコロナ対策に反発

ロイター / 2022年1月13日 15時5分

 1月13日、フランスの教員らは、政府が学校における新型コロナウイルス感染対策で一貫した措置を取らず、教員と生徒を感染から適切に保護していないとして大規模ストを実施する。写真はパリ近郊のブーローニュ=ビヤンクールの学校で7日撮影(2022年 ロイター/Yiming Woo)

[パリ 13日 ロイター] - フランスの教員らは13日、政府が学校における新型コロナウイルス感染対策で一貫した措置を取らず、教員と生徒を感染から適切に保護していないとして大規模ストを実施する。

政府はクリスマス休暇の終わりに新たな検査規則を発表したが、批判を受けて2度変更し、教員や保護者、学校管理者が振り回されている。

政府は先に、陽性者が出たクラスは速やかに閉鎖するとしていたが、学校活動を維持するためには一定の二次感染はやむを得ないとしてこれを撤回。しかし、年明けに新規感染者数が過去最多の37万人近くに達し、学校でも感染が増加。教員や生徒の感染に加え、陽性者が数十人単位で検査に送られるため、結局多くの学校で授業継続が難しくなっている。

こうした中、11の労働組合が共同声明を発表し、「教育現場全体の疲労と憤慨はかつてないレベルに達している。前提の絶え間ない変更や順守不可能な指針、学校の機能に必要な手段の欠如と、この混沌に対する全責任は政府と閣僚にある」と訴えた。

ブランケール教育相はBFMテレビに「ウイルスに対してストは行わないものだ」と話して教員らのスト参加をけん制したが、労組はストはウイルスに対するものではなく、検査や接触追跡の規則、感染拡大リスクの高まり、職員のマスク不足による混乱に対して行うと反論した。

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