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ウクライナ北西部に湿地帯、ベラルーシ側からの攻撃は当面困難か

ロイター / 2023年1月13日 11時40分

ウクライナ北西部のベラルーシとの国境付近では12日、決壊した河川堤防、厚いぬかるみ、浸水した野原が数マイルにわたって見られ、国境を越えたロシアによる攻撃は今のところ考えにくい状況になっている。写真は1月12日、ウクライナのボリーニで撮影(2023年 ロイター/Gleb Garanich)

[ボリーニ地方(ウクライナ) 12日 ロイター] - ウクライナ北西部のベラルーシとの国境付近では12日、決壊した河川堤防、厚いぬかるみ、浸水した野原が数マイルにわたって見られ、国境を越えたロシアによる攻撃は今のところ考えにくい状況になっている。

ロシアと同盟国ベラルーシは、ベラルーシにおける合同軍事組織を強化しており、16日から合同航空演習を行う予定だ。

こうした背景から、ウクライナ国境地帯の深い森と不安定な湿地は、地元民から集められたボリーニ領土防衛旅団によって守られている。

旅団副司令官の1人であるビクトール・ロクン氏は「自らの土地では地形や、堤防が今年決壊した多くの川など、全てが防衛の助けになる」と述べ、戦術的優位に立っているとの認識を示した。

防衛コンサルタント会社を経営するアナリストのコンラッド・ムジカ氏はロイターに対し、ベラルーシでロシア軍の増強が見られるものの、ベラルーシからウクライナ北西部への攻撃は非常に困難だと指摘。「攻撃作戦を行うには恐ろしい場所だ。多くの水路があり、道路はほとんどない。ウクライナ軍は砲撃に適した地域にロシア軍を誘導することが容易になる」と語った。

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