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英中銀の利上げ効果、緩やかな可能性=ディングラ政策委員

ロイター / 2023年6月14日 1時30分

イングランド銀行(英中央銀行、写真)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は13日、現在行われている一連の利上げは、これまでの引き締めサイクルよりも実感できるまでに時間がかかり、ごく短期的にはインフレへの影響が限定的な可能性があると述べた。2020年12月撮影(2023年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 13日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は13日、現在行われている一連の利上げは、これまでの引き締めサイクルよりも実感できるまでに時間がかかり、ごく短期的にはインフレへの影響が限定的な可能性があると述べた。

マンチェスター・メトロポリタン大学での講義で、インフレショックに対する経済の反応を完全に理解するためには、物価変動や企業収益をより適切に測定する必要があると強調。「金融政策の伝達の遅れは、当面のインフレに影響を与えるためにできることがほとんどないことを意味する。政策伝達が前回の(引き締め)サイクルよりも遅くなるとみられる理由がある」とした。

英国では固定金利の住宅ローンを組む家計の割合が増加している一方、借入コストの上昇は住宅ローンを検討している家計をすでに苦しめ、家賃を押し上げていると言及。労働市場の堅調さはこれまでの利上げの効果が現れるまでにいかに時間がかかっているかを示すとした。

ディングラ委員は5月のMPCでテンレイロ委員とともに利上げに反対した。

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