味の素が売り出しを決議、三菱ＵＦＪ銀など放出 自社株買いも

　１１月１３日、味の素は１２４４万１０００株の株式売り出しを決議したと発表した。写真はうま味調味料の「味の素」。２０１９年３月、川崎市内で撮影（２０２３年　ロイター/Yoshiyasu Shida）

［東京　１３日　ロイター］ - 味の素は１３日、１２４４万１０００株の株式売り出しを決議したと発表した。政策保有株の見直しが進む中、一部株主から売却の意向を受けた。

三菱ＵＦＪ銀行、三菱ＵＦＪ信託銀行、みずほ銀行などが売り出す。売出価格は２０日から２４日のいずれかの日に決定する。

需要に応じて１８６万５９００株を追加で売り出す。

味の素は売り出しに伴う需給への影響を緩和する観点から、発行済み株式総数の１．９２％に当たる１０００万株・４００億円を上限に自社株買いも発表した。