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米国株式市場=S&P小幅安、CPI控え様子見

ロイター / 2023年11月14日 7時16分

 11月13日、米国株式市場はS&P総合500種が小安く取引を終えた。翌日発表の消費者物価指数(CPI)統計を見極めようというムードが強かった。10月27日撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

Sinéad Carew

[13日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が小安く取引を終えた。翌日発表の消費者物価指数(CPI)統計を見極めようというムードが強かった。

ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルス・マネジメント・カンパニーのチーフポートフォリオマネジャー、マット・スタッキー氏は、CPIと労働市場が今後の米連邦準備理事会(FRB)の政策を左右するため、金融市場にとって重要な材料だと指摘。「市場はFRBの利上げが終了したと予想しているが、そのためにはインフレ(抑制と労働市場減速)で継続的な前進が必要だ」と述べた。

ジョーンズトレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は、ムーディーズが10日に米国債の格付け見通しを引き下げたことを消化する動きも続いたと指摘。政府機関閉鎖回避の期限が今週末に迫る中、積極的な取引を控える傾向が強まったと述べた。

下院のジョンソン議長は11日、政府閉鎖回避を目的とした共和党の暫定予算案を発表した。ただ、与野党双方から反対の声が出た。

S&P500の主要11セクターではエネルギーの上げが最大だった一方、公益事業の下落が目立った。

ボーイングは4%上昇し、ダウ工業株30種を押し上げた。中国が「737Max」の購入再開を検討していると報じられた。また、ドバイ航空ショーでエミレーツ航空が新型大型機「777X」を90機発注した。

テスラは4%超上昇。アップルやマイクロソフトは下落した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.08対1の比率で上回った。ナスダックでは1.03対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は93億4000万株。直近20営業日の平均は109億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34337.87 +54.77 +0.16 34259.25 34405.84 34205.81

前営業日終値 34283.10

ナスダック総合 13767.74 -30.37 -0.22 13745.96 13805.11 13687.78

前営業日終値 13798.11

S&P総合500種 4411.55 -3.69 -0.08 4406.66 4421.76 4393.82

前営業日終値 4415.24

ダウ輸送株20種 14379.44 -47.05 -0.33

ダウ公共株15種 827.37 -10.61 -1.27

フィラデルフィア半導体 3556.75 -34.99 -0.97

VIX指数 14.76 +0.59 +4.16

S&P一般消費財 1284.31 +3.72 +0.29

S&P素材 486.12 -0.68 -0.14

S&P工業 867.01 +0.80 +0.09

S&P主要消費財 730.89 +2.66 +0.37

S&P金融 562.07 -0.88 -0.16

S&P不動産 213.66 -1.77 -0.82

S&Pエネルギー 642.39 +4.51 +0.71

S&Pヘルスケア 1478.30 +8.31 +0.57

S&P通信サービス 231.45 -0.45 -0.20

S&P情報技術 3176.59 -17.16 -0.54

S&P公益事業 301.89 -3.79 -1.24

NYSE出来高 8.27億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 32790 + 220 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 32780 + 210 大阪比

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