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フランス、シリア制裁解除に慎重姿勢 EUの立場明確化を優先

ロイター / 2024年12月13日 9時42分

フランス政府は12月12日、アサド政権が崩壊したシリアに対する制裁解除を議論するのは時期尚早との考えを示した。同日、シリアのダマスカスで撮影(2024年 ロイター/Ammar Awad)

[パリ 12日 ロイター] - フランス政府は12日、アサド政権が崩壊したシリアに対する制裁解除を議論するのは時期尚早との考えを示した。シリアの政権移行における欧州連合(EU)の立場を明確にすることにまず重きを置くべきだとした。

EU外相らは来週ブリュッセルで会合を開く予定。

外務省報道官は、シリアへの制裁、特にエネルギー部門の制裁解除を推進する可能性について記者団から質問された際、「我々は秩序だった方法で段階的にこれに取り組んでいる」と述べた。

「シリアへの制裁は非常に厳しいことは認識しているが、今のところEUでの議論は特に政治的移行における欧州の立場に焦点を当てることになる。制裁の問題はその後になる」と説明した。

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