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ケッペルとベトナムのソビコ、海底ケーブル敷設で協議=関係筋

ロイター / 2024年12月13日 16時53分

 12月13日、複数の関係筋によると、シンガポールの資産運用会社ケッペルとベトナムの複合企業ソビコ・グループは光ファイバーの海底ケーブルを新たに敷設する計画について協議している。写真はケッペルのロゴ。2023年7月、シンガポールで撮影(2024年 ロイター/Edgar Su)

Francesco Guarascio Phuong Nguyen

[ハノイ 13日 ロイター] - 複数の関係筋によると、シンガポールの資産運用会社ケッペルとベトナムの複合企業ソビコ・グループは光ファイバーの海底ケーブルを新たに敷設する計画について協議している。

地域のデータセンター産業を後押しする。東南アジア諸国は人工知能(AI)サービスやデータセンターの需要拡大に対応するため、海底ケーブルの敷設拡大を目指しており、ベトナムだけでも2030年までに10本の海底ケーブルを新設する計画だ。

関係筋によると、両社は第1の案としてベトナムとシンガポールを直接結ぶケーブルの敷設を検討。総工費は1億5000万ドル。交渉は流動的で、まだ合意には至っていないという。

第2の案では、シンガポールと日本をつなぐケーブルを敷設し、このルート沿いの国を結ぶ。このケーブルの支線としてソビコがベトナムまでのケーブルを敷設する。

関係筋によると、海底ケーブルを敷設する企業はまだ選定していないが、ベトナムとシンガポールを直接結ぶ第1の案では中国企業を選定しない方針。中国企業を選定すればリスクを伴うと米政府からソビコに説明があったという。

インターネットを介して国際的にデータが往来する海底ケーブルは米中の技術戦争の中心。複数の関係筋によると、ベトナムが海底ケーブルを30年までに10本新設する計画を巡り、米政府は敷設企業選定の入札で華海通信技術(HMNテクノロジーズ)など中国企業を排除するよう強く働きかけている。

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