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14日の日経平均は5日続伸、連日のバブル後高値更新

ロイター / 2021年1月14日 15時42分

東京株式市場で日経平均は5日続伸。連日のバブル崩壊後高値更新となり、2万9000円を意識する水準となった。写真は、東証の入る建物の前景。2020年10月1日に撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 14日 ロイター] -

日経平均

終値      28698.26 +241.67

寄り付き    28442.73

安値/高値   28,411.58─28,979.53

TOPIX

終値       1873.28 +8.88

寄り付き     1860.32

安値/高値    1,859.28─1,885.93

https://pictures.reuters.com/Assets/V2/n3bqTe9yE7Mgu07craOevv0kUoa4obC6CbmRZip5pGR2INK7Po91ziUr@eZNlWuQSTqI76guYaB2iA2vjc88hEmuYDVIXx65f2WUOd7na6spJfrzHLQnD@07cM7LhaJu/e2B.yt37ntryVoC3/.MdiHDA4962VWRJN/RTX7Z5SP.jpg東証出来高(万株) 141374

東証売買代金(億円) 32420.76

東京株式市場で日経平均は5日続伸した。連日のバブル崩壊後高値更新となり、2万9000円を意識する水準となった。機械受注など堅調な経済指標が支援材料となり主力の値がさ株が上昇したほか、需要拡大への期待で半導体関連株が値上がりし、日経平均を押し上げた。

日経平均は、朝方は反落してスタートしたものの、すぐに切り返し上昇の勢いに弾みがついた。後場にはさらに騰勢が強まり、一時2万8979円53銭を付けた。ただ、相場の過熱感も意識され、大引けにかけては高値圏でもみあう展開となった。

TOPIXは0.48%高で取引を終了。東証1部の売買代金は3兆2420億円。東証33業種中、ゴム製品、陸運業、情報・通信業、証券業など19業種が値上がり。一方、海運業、鉄鋼、鉱業、その他 金融業など14業種は値下がり。

日経平均の底堅さの背景には、1)機械受注など堅調な経済指標、2)半導体関連株の上昇、3)安川電機の好決算を受けた業績回復への期待、があるという。市場からは「新興株市場は軟調に推移する中、日経平均だけ上昇の勢いが突出している。昨日は値がさ株の一角の上昇が相場を押し上げていたが、きょうは分散して買われているような印象で、物色の裾野が広がっているようだ」(SMBC信託銀行・投資調査部長、山口真弘氏)との声が聞かれた。

ただ、短期間で急騰したことで相場には過熱感も出始めている。「日経平均と25日移動平均線の乖離率は6%近くまで達し、高値圏警戒感も出ている」(国内証券)との指摘が聞かれた。

後場には2万9000円を目前に上げ幅が縮小したが、「利益確定売り的な動きだが、特段の材料は観測されていない。日経平均は水準が上がっているので500円幅の値動きでも率にすれば2%以下だ。動いているようにみえるが、日々の動きとしてはそれほどでもない」(国内証券トレーダー)との見方も出ていた。

個別では、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングが続伸。特段、目新しい材料はなく、指数上昇に伴うインデックス買いの影響が大きいという。この2銘柄で日経平均を110円ほど押し上げた。

東証1部の騰落数は、値上がり1000銘柄に対し、値下がりが1090銘柄、変わらずが98銘柄だった。

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