米議会、今年度予算案で交渉担当者が合意 16日の期限控え

　１２月１３日、米下院で、連邦政府機関の一部閉鎖回避に向けたつなぎ予算を巡り、進展が見られた。写真はワシントンの連邦議会議事堂。１月撮影（２０２２年　ロイター／Elizabeth Frantz）

[ワシントン １３日 ロイター] - 米議会の予算交渉担当者らは１３日、来年９月３０日の会計年度末までの予算案で合意したと発表した。既存の予算は今週１６日深夜に期限切れとなる。

予算交渉を主導する民主党のパトリック・リーヒー上院議員、ロサ・デラウロ下院議員、共和党のリチャード・シェルビー上院議員の３人は、合意した予算の規模など詳細は明らかにしていない。

シェルビー氏は声明で「順調に進めば包括的歳出法案を今月２３日までに完了できるだろう」と述べた。

これに先立ち下院は、１兆５０００億ドル超と予想される包括的歳出法案可決の時間を稼ぐため、連邦政府機関の一部閉鎖回避に向けたつなぎ予算の作業を進め、最初の手続き上の採決が１４日に行われるとしていた。