米新興ＥＶルーシッド、第1四半期の生産と納入が前期比大幅減

　４月１３日、米新興電気自動車（ＥＶ）メーカー、ルーシッド・グループが発表した第１・四半期の生産と納入の台数はいずれも前期実績を下回った。写真はニューヨークで２０２１年７月撮影（２０２３年　ロイター／Andrew Kelly）

［１３日　ロイター］ - 米新興電気自動車（ＥＶ）メーカー、ルーシッド・グループが１３日発表した第１・四半期の生産と納入の台数はいずれも前期実績を下回った。

第１・四半期の生産台数は２３１４台、納入台数は１４０６台。昨年第４・四半期は３４３９台と１９３２台だった。

ルーシッドは供給網と物流面の問題に見舞われている上に、金利上昇と高インフレの中で米ＥＶ大手テスラが火を付けた値下げ競争にも見舞われた。

２月に発表した今年の生産台数予想は１万─１万４０００台で、アナリスト予想平均の２万１８１５台に届かなかった。

昨年の納入台数は４３６９台で、生産台数の７１８０台を大きく下回った。

ルーシッドは先月、リストラ計画の一環として全従業員の約１８％に相当する１３００人程度を削減すると発表した。

第１・四半期決算は５月８日に発表の予定。