英中銀が金利据え置き、インフレ圧力上昇なら「数カ月」で利上げ

ロイター / 2017年9月14日 23時29分

 9月14日、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は14日、政策金利を0.25%に据え置くことを予想通り決定した。写真は英中銀、8月ロンドンで撮影(2017年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 14日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は14日、政策金利を0.25%に据え置くことを予想通り決定した。

利上げについては、経済が引き続き成長してインフレ圧力が高まり続ければ、「今後数カ月」に実施する必要があるとの見解を示した。

据え置きの決定は7対2だったが、目標を上回るインフレ率への忍耐は低下しつつあり、すべての委員が市場の予想より早期に利上げする可能性があると考えていることが示された。

中銀は「経済が継続的な緩みの縮小や基調インフレ圧力の段階的な上昇の見通しと一致する経路をたどるなら、今後数カ月(over the coming months)での一定の金融刺激策縮小は適切となる可能性があると、過半数の委員は判断した」と説明した。

経済状況は先月の予想より若干改善が進み、インフレは10月に3%を超える見通しを示した。これは従来の予想をやや上回る水準。8月のインフレ率は2.9%だった。

ただ、中期的に国内総生産(GDP)の伸び加速がどのくらい続くかは不透明で、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉に対して家計や企業がどう反応するのかも不明だとした。

これを受け、市場ではポンドが対ドルで上昇。英10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇し1.18%と、前回会合が開かれた8月3日以来の高水準をつけた。

野村のエコノミスト、ジョージ・バックリー氏は「11月の利上げはあり得る」とする一方、インフレや雇用、賃金関連の指標が予想を下回ったり裏切る内容となれば、中銀は軌道修正を余儀なくされる可能性も残ると述べた。

*内容を追加して再送します。

ロイター

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