英首相、コロナ変異株に「深刻な懸念」 規制解除延期を示唆
ロイター / 2021年6月14日 9時22分
6月12日、ジョンソン英首相は、インドで最初に見つかった新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染増加に「深刻な懸念」を表明し、ロックダウンの完全解除について延期する考えをあらためて示唆した。写真はロンドンの首相官邸前で2日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)
[ロンドン 12日 ロイター] - ジョンソン英首相は12日、インドで最初に見つかった新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染増加に「深刻な懸念」を表明し、ロックダウン(都市封鎖)の完全解除について延期する考えをあらためて示唆した。
社会的接触の制限が「ロードマップ」の予定通り21日に全面解除できるかについて、首相は14日に発表する。
ワクチン接種の進展を受けて政府は全面解禁に期待を寄せていたが、デーリー・テレグラフ紙は、デルタ株の急速な拡大で最後に残った規制の撤廃が1カ月遅れる恐れが出てきたと報じた。4週間延期されれば、7月19日となる。
ジョンソン首相は最終決定まで当局者がデータの検討を続けるとしているが、5月末時点より楽観的ではなくなっている。
首相はスカイ・ニュースに、「インド型は明らかにより感染力が強い。感染者、入院者ともに増えているのも事実だ。現時点ではこれがどの程度死亡者の増加につながるか正確にはわからないものの、明らかに極めて深刻な懸念要因だ」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1大型ハリケーン「ミルトン」がフロリダ上陸、700万人以上に避難命令…大統領選に影響の可能性も
読売新聞 / 2024年10月10日 11時32分
-
2ロシアが西部クルスク州の2集落奪還と主張 ウクライナ、露軍弾薬庫攻撃と発表
産経ニュース / 2024年10月10日 8時18分
-
3アジア系米国人への憎悪がネットで増加、ハリス氏ら台頭で=報告
ロイター / 2024年10月10日 12時5分
-
4イランへの報復で「重要な決定が下された」 イスラエル・メディア報じる イスラエル国防相「攻撃は致命的で正確で驚くべきものになる」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月10日 12時4分
-
5台湾総統、中国による「併合に抵抗」
AFPBB News / 2024年10月10日 13時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください