米、数億本のワクチン候補備蓄へ 年内実用化を視野＝厚生長官

　１５日、アザー米厚生長官は、新型コロナウイルスのワクチンを年末までに実用化することを視野に、開発中のワクチン候補数億本を備蓄する計画を明らかにした。写真はアザー長官。１４日撮影（２０２０年　ロイター/Tom Brenner）

［ワシントン　１５日　ロイター］ - アザー米厚生長官は１５日、新型コロナウイルスのワクチンを年末までに実用化することを視野に、開発中のワクチン候補数億本を備蓄する計画を明らかにした。

アザー長官はＦＯＸビジネス・ネットワークに対し「１００を超えるワクチン候補がある」とし、「年末までに少なくも１種類もしくはそれ以上の安全で有効なワクチンを獲得し、数億本を用意したい」との考えを示した。

米政府は年末までに３億本のワクチン備蓄を目標としている。