米リリーのリウマチ薬、レムデシビル併用でコロナ回復早める効果

ロイター / 2020年9月15日 13時19分

 9月14日、米製薬大手イーライリリーは、関節リウマチ薬「バリシチニブ」について、新型コロナウイルス感染症の入院患者に対し米バイオ医薬品大手ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」と併用したところ、回復期間が中央値で約1日早くなったと発表した。仏ストラスブールで2018年2月撮影(2020年 ロイター/Vincent Kessler)

[14日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリー は14日、関節リウマチ薬「バリシチニブ」について、新型コロナウイルス感染症の入院患者に対し米バイオ医薬品大手ギリアド・サイエンシズ の抗ウイルス薬「レムデシビル」と併用したところ、回復期間が中央値で約1日早くなったと発表した。レムデシビルのみ投与の患者と比較した。

併用試験の対象になったのは1000人超。

米食品医薬品局(FDA)は5月、レムデシビルの緊急使用を承認している。イーライリリーによると、今回の結果に基づき、バリシチニブの緊急使用承認の可能性についてFDAと協議する計画という。

バリシチニブはイーライリリーが米製薬インサイト からライセンスを受ける。新型コロナ感染症に対する「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫反応の暴走抑制を助ける可能性がある。

イーライリリーは6月、新型コロナ感染症の入院患者を対象とするバリシチニブ単独の治療法の後期臨床試験を米国、欧州、アジアと中南米で開始している。

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