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シンガポールの「ダボス会議」、マリーナベイでの開催検討

ロイター / 2021年1月15日 15時42分

世界経済フォーラム(WEF)は、5月25─28日にシンガポールで開催する年次総会(ダボス会議)に約1000人の出席者を見込んでいる。会場はシンガポールの象徴的な複合施設「マリーナベイ・サンズ」を検討しているという。写真は、「マリーナベイ・サンズ」の前景。2010年11月1日に撮影。(2021年 ロイター/Alywin Chew )

[シンガポール 15日 ロイター] - 世界経済フォーラム(WEF)は、5月25─28日にシンガポールで開催する年次総会(ダボス会議)に約1000人の出席者を見込んでいる。会場はシンガポールの象徴的な複合施設「マリーナベイ・サンズ」を検討しているという。事情に詳しい関係筋が明らかにした。

ただ同筋によると、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、状況はまだ流動的だという。

WEFとマリーナベイ・サンズはコメントを控えた。シンガポール通商産業省もコメントはないとした。

WEFの年次総会は通常、スイスのダボスで開催されているが、新型コロナ感染拡大の影響で昨年12月、シンガポールでの開催に変更された。予定通りに開催されれば、新型コロナウイルス感染が拡大して以降、初めて対面で開催される国際会議となる。

同関係筋によると、総会への出席者は状況が許せば1800人に上る可能性がある。付随して開催される各種イベントには通常1─3万人が参加するが、規模は大幅に縮小される見通しという。

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