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米コロナ死者が週間で22%減、感染も減少 ワクチン接種加速

ロイター / 2021年3月16日 4時22分

3月15日、ロイターの集計と米疾病対策センター(CDC)のデータで、14日までの1週間の米国の新型コロナウイルス感染症による死者が前週から22%減少し、1万人を割り込んだことが分かった。昨年11月半ば以来の低水準となる。写真は3月13日、シアトルのワクチン接種センターで(2021年 ロイター/Lindsey Wasson)

[15日 ロイター] - ロイターの集計と米疾病対策センター(CDC)のデータによると、14日までの1週間の米国の新型コロナウイルス感染症による死者が前週から22%減少し、1万人を割り込んだ。昨年11月半ば以来の低水準となる。

週間の新規感染者数も前週比10%減の37万8000人と、9週連続で減少した。

しかし、50州中19州で新規感染者数は増加し、前週の13州から状況は幾分悪化した。

入院者数は13%減の3万8000人と、昨年10月以来最少。

ワクチン接種計画は順調に進んでおり、1日当たりの接種回数は240万回と、過去最多に達した。

14日時点で人口の21%が少なくとも1回目の接種を終了、2回目の接種を完了したのは人口の約11%となった。

バイデン大統領は15日、今後10日で新たに1億回分のワクチン接種を実現させると意欲を示した。

また、CDCが米国内の1200万人を対象に実施した調査によると、1回目の接種を受けた約88%が2回目の接種を完了したことが分かった。

一方、2回目の接種を受けなかった人は約3%、2回目の接種を受けることがまだ可能な期間内の人は8.6%だった。

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