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ローマ教皇、宗教の政治利用に警告 十字架のシンボル化戒め

ロイター / 2021年9月15日 10時5分

 9月14日、ローマ教皇フランシスコは、十字架を政治のシンボルに利用すべきではないと述べ、キリスト教徒に対し教理を利用する勝利主義者になろうとしないよう警告した。スロバキアのプレショフで撮影(2021年 ロイター/Radovan Stoklasa)

[プレショフ(スロバキア) 14日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは14日、十字架を政治のシンボルに利用すべきではないと述べ、キリスト教徒に対し教理を利用する勝利主義者になろうとしないよう警告した。

教皇は、訪問先のスロバキア東部プレショフでギリシャ(ビザンチン)典礼カトリック教会の様式によるミサを司式。3万人余りの参列者に、十字架や(キリストの)磔刑像はしばしばキリスト教徒によって表面的に使用されていると講話した。

欧州では、東欧の複数の極右政党を含む多数の政党が、十字架を党旗やシンボルに取り入れている。

教皇は、多くのキリスト教徒が十字架を首にかけたり、家の壁にかけたり、自動車やポケットの中に持つなどしているが、実際にイエスとつながっていないと指摘。「十字架上のイエスを見つめるために立ち止まり、キリストに心を開くのでなければ、何の意味があるだろう。十字架を奉献の対象におとしめるのはやめよう。ましてや、政治のシンボルや、宗教・社会的地位の表彰としてはならない」と述べた。

プレショフでは、1950年に共産主義当局がローマ教皇を頂く東宝カトリック教徒を強制的にギリシャ正教に改宗させ、拒否した多くの聖職者が投獄された。

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