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イラン、上海協力機構加盟覚書に調印 ロシアと関係強化の意向

ロイター / 2022年9月15日 20時31分

 9月15日、イランは上海協力機構への加盟覚書に調印した。ロシア国営タス通信が伝えた。写真はイランのライシ大統領(写真左)と握手するウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(右)。ウズベキスタン・サマルカンドで9月14日撮影。ウズベキスタン外務省提供(2022年 ロイター)

[ドバイ 15日 ロイター] - イランのアブドラヒアン外相は15日、ロシアと中国が主導するアジア安全保障の枠組み、上海協力機構(SCO)への加盟覚書に調印したと明らかにした。

2001年に設立された上海協力機構は、ロシア、中国、インド、パキスタン、および旧ソ連構成国で成る。イランはこれまでオブザーバーだったが、昨年、加盟申請が承認された。

アブドラヒアン外相は「SCO正式加盟の文書調印により、イランは様々な経済・商業面での移行、エネルギー協力で新たな段階に入った」とSNS(交流サイト)に投稿した。

ウズベキスタンでは15日、16日までの予定でSCO首脳会議が開幕。ライシ大統領が出席している。

イラン国営テレビによると、ライシ大統領はロシアのプーチン大統領との会談で「イランは経済から航空宇宙、政治分野に至るまでロシアとの関係を強化する所存だ」と述べた。

ロシア国営通信によると、プーチン大統領は大企業80社の代表団が来週イランを訪問すると述べた。

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