米住宅購入、手ごろな価格の物件不足と高金利が足かせ=調査
ロイター / 2023年9月15日 9時55分
米国で住宅を買いたいと考えている人たちが実際に動けない主な理由は、手ごろな価格の物件の乏しさと高金利であることが、9月14日公表された2つの調査で改めて浮き彫りになった。写真は不動産の看板。2020年2月、サウスカロライナ州で撮影(2023年 ロイター/Lucas Jackson)
Amina Niasse
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国で住宅を買いたいと考えている人たちが実際に動けない主な理由は、手ごろな価格の物件の乏しさと高金利であることが、14日公表された2つの調査で改めて浮き彫りになった。
全米リアルター協会(NAR)が不動産仲介業者を対象に実施した調査では、まだ住宅を購入した経験がない顧客のうち34%が、家が持てない最大の要因として市場に相応の価格の物件が出回っていないことを挙げた。他の18%は金利低下を待っていると答えた。
またNARが作成し、モーニング・コンサルトが行った調査でも、住宅価格と借り入れコストの高さが購入を阻む主な要素になっていることが分かった。
黒人と中南米系、アジア系は価格自体が購入をためらう最も大きな理由だが、白人は住宅ローン金利についても同じぐらい懸念しているという。
8日までの週の30年物固定金利住宅ローンの平均約定金利は7.27%と、先月記録した10年余りぶりの高水準とほとんど変わっていない。
住宅供給ひっ迫の背景には、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始前の低金利で固定ローンを組んだ中古住宅所有者の多くが、売却を手控えているという状況もある。
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