イスラエルにガザ境界の検問所開放を要請 人道支援物資搬入で

国連のマーティン・グリフィス事務次長（人道問題担当）兼緊急援助調整官は１５日、イスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザとの境界にあるケレム・シャローム検問所（写真）からの人道支援物資搬入を認めるよう要請した。９月撮影（２０２３年　ロイター/Ibraheem Abu Mustafa）

[ジュネーブ １５日 ロイター] - 国連のマーティン・グリフィス事務次長（人道問題担当）兼緊急援助調整官は１５日、イスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザとの境界にあるケレム・シャローム検問所からの人道支援物資搬入を認めるよう要請した。

グリフィス氏によると、今回の軍事衝突発生前には、ガザに入るトラックの６０％以上が通行にケレム・シャローム検問所を使用していた。

現在、ガザへの援助はエジプトとの国境にあるラファ検問所から行われているが、歩行者用に設計されているためトラックは通行できない。