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フランス統一地方選、新型コロナで投票率低迷

ロイター / 2020年3月16日 13時45分

<description role="descRole:caption"> 3月15日、フランスでは15日、統一地方選の第1回投票が行われた。写真はパリ市長選に出馬したビュザン前保健相。パリでの代表撮影(2020年/ロイター) </description>

[パリ 15日 ロイター] - フランスでは15日、統一地方選の第1回投票が行われた。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、投票率は低迷。その一方で、春の日差しの下、散歩やピクニックを楽しむ市民の姿がみられた。

出口調査によると、パリ市長選では、マクロン大統領が率いる与党・共和国前進のビュザン前保健相が、社会党現職のイダルゴ氏と保守派候補に次ぐ第3位となっている。

投票率は、大都市以外の投票締め切りまであと1時間の1600GMT(日本時間15日午前1時)時点で、登録有権者の40%未満。

フランス政府は、新型ウイルスの感染拡大を阻止するため、飲食店の休業など厳しい規制を導入したが、マクロン大統領は民主主義の手続きを踏むことが重要として、第1回投票の実施を決断した。

ただ、新型ウイルスの死者や感染者が増える中、1週間後の第2回投票を実施できるのか疑問視する声も出ている。

新型コロナ対策の強化にもかかわらず、住民はパニックには陥っていないようで、ルーブル美術館の庭やセーヌ川の川岸では、散歩やピクニックを楽しむ多くの人の姿がみられた。

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