ブリヂストン、今期純損益2610億円の黒字予想 前期233億円の赤字
ロイター / 2021年2月16日 16時3分
[東京 16日 ロイター] - ブリヂストンは16日、2021年12月期の連結純損益(国際会計基準)が2610億円の黒字になる見通しと発表した。新型コロナウイルス禍による世界的な景気低迷で前期はタイヤ需要が落ち込んだが、今期は需要回復を見込む。
前期はコロナ禍で海外工場の減損損失や構造改革費用を計上したことも響き、233億円の最終赤字だった。
IBESのコンセンサス予想では、アナリスト9人の純損益予想の平均値は2435億円の黒字となっている。
今期の売上高予想は前期比0.5%増の3兆0100億円、調整後営業利益予想は同16.6%増の2600億円。
20年12月期の業績については、9日に上方修正を発表済み。7─9月期のトラック・バス用のタイヤを中心とした需要回復基調が続き、10─12月期はコロナ再拡大に伴う需要減少の影響が想定より軽微にとどまり、業績予想を引き上げていた。
前期の売上高は前の年に比べ14.6%減の2兆9945億円、調整後営業利益は同35.0%減の2229億円だった。
同社はこの日、23年12月期を最終年度とする中期経営計画も併せて発表した。23年12月期の売上高は3兆3000億円、調整後営業利益は4500億円レベルを目指す。
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