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日経平均は小幅続伸、高寄りした後は様子見ムード

ロイター / 2021年4月16日 15時46分

東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 16日 ロイター] -

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29683.37 +40.68 29789.08 29621.83─29789.08

TOPIX 1960.87 +1.74 1963.74 1,952.67─1,964.69

東証出来高(万株) 90915.00 東証売買代金(億円) 20555.80

東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。15日の米国株高が好感され、前営業日比146円39銭高の2万9789円08銭で寄り付き天井となった後は、前日終値(2万9642円69銭)を挟んで方向感に欠ける動きが続いた。東証1部の売買代金は2兆円をわずかに上回り、今年4番目の薄商い相場となった。週末であることや日米首脳会談の内容を見極めたいとの思惑もあり、積極的な売買は手控えられた。

TOPIXも小幅に続伸し、前営業日比0.09%高。東証1部の売買代金は2兆0555億8000万円。東証33業種では、鉱業、保険業、空運業、不動産業などの21業種は値上がり。海運業、電気・ガス業、銀行業などの12業種は値下がりした。

個別では東芝が6%超安となり東証1部の値下がり率第3位。同社がCVCキャピタル・パートナーズの買収提案を拒否すると報じられたことが嫌気された。

INPEX、石油資源開発などの石油関連株はしっかり。鉱業は東証33業種の値上がり率トップとなった。15日の原油先物価格が4週間ぶり高値を更新したことが好感された。

そのほか、エムスリー、ファーストリテイリングもしっかり。ソフトバンクグループ、リクルートホールディングスは売られた。

市場では「個別材料株への物色は見られるものの、新型コロナウイルスの感染再拡大などが重しとなり、全体的に材料難で積極的に買える地合いではない。週末であることや、日米首脳会談の行方を見極めたいとの思惑もあり、様子見ムードが広がっている」(松井証券のシニアマーケットアナリスト、窪田朋一郎氏は)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり1021銘柄に対し、値下がりが1051銘柄、変わらずが118銘柄だった。

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