アルゼンチン、債務再編交渉でこれ以上譲歩せず=当局者
ロイター / 2020年6月18日 8時29分
[ブエノスアイレス 17日 ロイター] - アルゼンチン政府当局者は17日、債務再編交渉でこれ以上譲歩しない意向を示した。政府が現在提示している案は、額面1ドル当たり50セント前後で、輸出に連動する証券もついているという。
同国政府は約650億ドルの対外債務について債権者と再編交渉を進めている。交渉は進展しているものの、双方ともまだ作業が残されていると主張。様々な債権者団体が政府に対案を示している。
ある政府当局者は匿名を条件に「政府は債権者の提案がアルゼンチンにとって持続不可能な負担になると認識している」と発言。「大統領はこれ以上譲歩しないだろう」と述べた。
同国政府は17日、交渉を進めるために債権者と合意した秘密保持契約の更新を見送った。債務再編交渉の期限は今月19日に設定されているが、期限は何度も延長されている。
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