東京外為市場・15時=ドル104円後半、下げ一服
ロイター / 2020年9月17日 15時19分
[東京 17日 ロイター] -
ドル/円
午後3時現在 104.97/99 1.1767/71 123.54/58
午前9時現在 105.05/07 1.1802/06 124.01/05
NY午後5時 104.94/96 1.1814/18 123.98/02
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から変わらずの104円後半。前日海外市場でつけた1カ月半ぶり安値から小幅に切り返した。
東京市場のドル/円はじり高。朝方の104円後半から正午前に105.18円まで緩やかに上昇した。「久々の円高水準となる104円後半にはまとまった買い注文がある」(トレーダー)といい、短期筋を中心に買い戻しが入ったという。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高地合いも継続。ユーロは1.1737ドルと前日安値を下抜け、1カ月ぶり安値をつけた。「よりハト派的なフォワードガイダンスを期待していた向きの失望を誘った」(外銀)流れが続いた。
ユーロは対円でも続落。アジア株がさえない展開となったこともあり、123円前半と1カ月半ぶり安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)が通貨高に警戒姿勢を示したことで、膨らんだユーロ買いポジションを削減する動きが出ているという。
日銀はきょうの金融政策決定会合で、現行政策の継続を賛成多数で決定した。景気の現状判断を「引き続き厳しい状態にあるが、経済活動が徐々に再開するもとで持ち直しつつある」と7月から前進させたが、円相場に目立った反応はなかった。[nL4N2GE0W4]
英ポンドは135円後半と先週来のレンジ内で横ばい推移。再び欧州連合(EU)離脱交渉に注目が集まってきたことで、きょうの中銀理事会は「意外にハト派的なメッセージとなり、ポンド安へ振れる可能性が出てきた」(外銀)との声があった。
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