仏ソジェン、22年は緩やかな業績の伸び見込む─ＣＥＯ＝週刊紙

１０月１７日、仏銀行大手ソシエテ・ジェネラルのフレデリック・ウデア最高経営責任者（写真）は１７日、２０２２年の業績の伸びは今年よりも「緩やか」になりそうだとの見通しを示した。パリで２０２０年２月撮影（２０２１年　ロイター/Benoit Tessier）

［パリ　１７日　ロイター］ - 仏銀行大手ソシエテ・ジェネラルのフレデリック・ウデア最高経営責任者（ＣＥＯ）は１７日、２０２２年の業績の伸びは今年よりも「緩やか」になりそうだとの見通しを示した。

週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュとのインタビューで、２１年は変則的な年だったと指摘。非常に低いリスクコストが不良債権に対する引当金に反映されたことや、新型コロナウイルス禍からの力強い景気回復、貯蓄から投資へフローの活発化を理由に挙げた。

その上で「来年はより緩やかな成長の年となることは疑いようもない」と述べた。

ソジェンはこのほど、２３年から２５年にかけて従業員３７００人を削減する方針を示した。同社と傘下クレディ・デュ・ノルの両リテール部門の統合に伴う措置。強制解雇は行わない。