ICAN事務局長、原爆資料館を見学=集会で講演も―長崎

時事通信 / 2018年1月13日 20時50分

 12日から長崎市を訪問している核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)は13日、同市の平和公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花するとともに、長崎原爆資料館などを見学した。

 その後、昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約をテーマにした長崎大主催のセミナーで講演し、「被爆者の協力なしでは条約は成立しなかった。被爆者のおかげで核軍縮に近づいている」と強調。条約に参加しない日本政府を批判し、「皆さんの声を一つにして、政府に核の傘に入ってはならないと示さなければならない」と訴えた。

 講演後のパネル討論には、外務省の今西靖治・軍備管理軍縮課長らも参加。今西氏は「核拡散防止条約(NPT)など核保有国も巻き込んだ軍縮もある。そこをまずやるべきだ」と日本政府の立場を説明した。

 セミナー後、記者会見したフィン氏は「日本政府は核廃絶という目的を唱えながら、自分たちが変わろうとしていない」と指摘。「条約に参加するかは最終的には国民が決めるべきだ。国民が声をそろえて求めれば、(条約に)署名するはずだ」と述べた。 

[時事通信社]

jiji

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