低空飛行「手届くほど」=墜落ヘリ目撃の男性―飛行音、突如途絶える

時事通信 / 2018年8月10日 17時16分

 「手が届くような低空飛行だった」。10日、群馬・長野県境を飛行中に墜落したとみられる群馬県の防災ヘリ「はるな」。付近では、同ヘリとみられる機体が低空飛行するのが目撃されていた。

 県境にある「渋峠ホテル」専務の児玉英之さん(47)によると、午前10時ごろ、ホテル内で接客をしていると、かなり大きなヘリの飛行音が聞こえた。「ずいぶんうるさいな」と思い、玄関から出たところ、頭上をかすめるようにヘリが通過していった。

 普通では考えられないほどの低空で、音はすごかったが、煙などは出ておらず、北東方向に飛び去るのを見届けたという。行方不明の情報を耳にし、児玉さんは「まさかこんなことになるとは」と驚いた様子だった。

 当時、上空は朝からかかっていたガスが晴れ、無風に近い状態だった。昼ごろになって、長野県警から「防災ヘリが落ちたようだ。何か情報はないか」と連絡があり、見たままを説明したという。

 同ホテルから北西約1キロ、横手山の標高約2300メートル地点にある「横手山頂ヒュッテ」のオーナー高相重信さん(78)によると、同10時前後、中之条町の方角で、急にヘリの飛行音が途絶えた。

 高相さんは「リズムが変わるような聞き慣れない音に変わった途端、聞こえなくなった」と話した。煙や墜落したような音は確認していないという。

 高相さんが麓からホテルに上がって来る途中の同9時半ごろ、標高約1500~2000メートルの間でガスが出ていたという。 

[時事通信社]

jiji

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