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米競争当局、ビザとマスターをセキュリティー技術で調査中=WSJ

ロイター / 2022年10月18日 14時54分

 10月17日、米連邦取引委員会(FTC)は米クレジットカード大手のビザとマスターカードが決済のセキュリティー対策で導入したトークン(文字列)方式が、デビットカードのオンライン決済システムの競争を抑制しているかどうかについて調査に入っている。写真は両クレジットカード。モスクワで2016年6月撮影(2022年 ロイター/Maxim Zmeyev)

[17日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は米クレジットカード大手のビザとマスターカードが決済のセキュリティー対策で導入したトークン(文字列)方式が、デビットカードのオンライン決済システムの競争を抑制しているかどうかについて調査に入っている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が17日、消息筋の話として報じた。

セキュリティー・トークンはクレジットカード番号などの機微な情報をトークンと呼ばれる独自のデジタル識別文字列に置き換える不正防止技術。

報道によると、FTCは既に2社に対し、加盟店が他社のデビットカード網で決済システムを用いるのを阻止している疑いがあるとして調査中。これに加えて、2社がセキュリティー・トークン技術の導入により、競合する決済ネットワークでのデビットカード取引処理をさらに制限しているかどうかに最近、関心を拡大していたという。

2社はロイターのコメント要請を拒んだ。

2社はクレジットカード市場での圧倒的なシェアを巡って各規制当局からの精査が強まっており、2019年には欧州連合(EU)反競争当局のカード手数料を巡る調査で和解を余儀なくされている。

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