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タタ、印iPhone工場の経営権取得へ 台湾社と合意=関係筋

ロイター / 2024年11月18日 10時38分

 印複合企業タタ・グループ傘下のタタ・エレクトロニクスは、米アップルのサプライヤーである台湾の電子機器受託製造(EMS)大手ペガトロン(和碩聯合科技)がインドに保有する「iPhone」製造工場の経営権を取得することで合意した。印ムンバイで4月17日撮影(2024年 ロイター/Francis Mascarenhas)

Munsif Vengattil Aditya Kalra

[ニューデリー 17日 ロイター] - 印複合企業タタ・グループ傘下のタタ・エレクトロニクスは、米アップルのサプライヤーである台湾の電子機器受託製造(EMS)大手ペガトロン(和碩聯合科技)がインドに保有する「iPhone」製造工場の経営権を取得することで合意した。

2人の関係者がロイターに明らかにした。合意は先週、内部で発表された。タタが合弁会社の株式60%を保有して同工場を運営、ペガトロンが残りの株式を保有すると同時に技術サポートを提供するという。

金銭面の条件は不明。ロイターの問い合わせに対して、タタはコメントを控え、アップルとペガトロンは現時点で応答していない。

米中の地政学的緊張の中、アップルはサプライチェーンを中国以外に多様化しようと模索している。タタは、工場取得でアップルのサプライヤーとしての地位強化を狙う。

工場はタミルナドゥ州チェンナイに位置し、従業員は約1万人で、年間500万台のiPhoneを生産する。タタにとってインドで3番目のiPhone工場となる。

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