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米大統領、粉ミルク不足対応で国防生産法発動 増産目指す

ロイター / 2022年5月19日 8時50分

 バイデン米大統領は5月18日、乳児用粉ミルクの国内の品不足に対応し、国防生産法(DPA)を発動してメーカーが必要な原料を調達・増産できる体制づくりを進めた。写真は10日、テキサス州アントニオのスーパーで撮影した粉ミルクの棚(2022年 ロイター/Kaylee Greenlee Beal)

[ワシントン 18日 ロイター] - バイデン米大統領は18日、乳児用粉ミルクの国内の品不足に対応し、国防生産法(DPA)を発動してメーカーが必要な原料を調達・増産できる体制づくりを進めた。

ホワイトハウスによると、原料の供給業者は粉ミルクメーカーを優先するよう求められているという。

バイデン氏はまた、厚生省と農務省に対し、国防総省の商用機を使って海外から米国の安全衛生基準に適合する粉ミルクを輸入するよう指示した。

バイデン氏はベセラ厚生長官とビルサック農務長官への書簡で、向こう数週間、数カ月で業界全体の生産を増やす必要があると述べた上で、増産できるまでは輸入品でつなぐと指摘。「安全な粉ミルクを迅速に追加輸入するためにあらゆる適切な措置を講じるよう要請する」とした。

ホワイトハウスによると、通常の航空貨物ルートを迂回(うかい)することで輸入と国内流通の迅速化につながる見通し。

米国では粉ミルク生産で国内最大手のアボット・ラボラトリーズが細菌感染症が発生したとの申し立てを受けて2月に製品回収を実施したのをきっかけに品不足が深刻化。アボットは16日、ミシガン工場での粉ミルク生産再開に関して米食品医薬品局(FDA)の同意を得たと発表した。

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