産経が記事取り消し=神戸新聞と酷似、謝罪

時事通信 / 2019年9月11日 10時7分

 産経新聞社は11日付朝刊で、8月18~20日付朝刊の兵庫県版で連載した「無人島生活 中学生のサバイバルキャンプ」中の表現が昨年の神戸新聞記事と酷似するなどし、著作権侵害の可能性が高いとして、取り消したと明らかにした。

 産経によると、姫路支局の男性記者(46)は8月10~13日に兵庫県姫路市の無人島で行われた中学生参加のキャンプに同行取材。執筆した記事全般の構成や表現が、昨年8~9月に神戸新聞が連載した「新人記者が挑む 無人島サバイバル」と似通っていた。

 神戸新聞社が8月21日、酷似した表現が本文や写真説明に多数あると産経新聞社に指摘。男性記者は神戸新聞の連載を事前に読んでおり、社内調査に「無意識に引っ張られた可能性がないとは言えない」と説明したという。

 安東義隆・産経新聞大阪本社編集局長は「神戸新聞の記事に依拠した疑いがぬぐえないと判断した。神戸新聞社ならびにキャンプ関係者の方々、読者の皆さまに心よりおわび申し上げる」と謝罪。神戸新聞社は「報道する立場として残念だ」としている。 

[時事通信社]

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