1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

ドイツ、今年は少なくとも10%のマイナス成長に=独商工会議所

ロイター / 2020年5月19日 18時49分

[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツ商工会議所(DIHK)は19日、今年のドイツ経済が新型コロナウイルス危機の影響で、少なくとも10%縮小すると予想した。政府の想定(6.3%のマイナス成長)よりも悲観的な見通しを示した。

シュバイツァー会頭は、会員企業への調査結果を発表するとともに、今年は歴史的な景気悪化は免れないと指摘。

「ドイツ企業は、第2次世界大戦後、最大の試練に直面している」とし、製造業の多くの企業が深刻な流動性問題を抱えていると述べた。

DIHKが5月4─6日に製造業約1万社に実施した調査によると、需要が減少しているとの回答が4分の3を占め、80%が売上高の大幅減を予想した。

半数近くが、新型コロナの影響で投資を凍結し予算削減を計画していると回答。新型コロナの世界的流行で寸断されたサプライチェーン(供給)の再編途上にあると回答したの約2割となった。

シュバイツァー会頭は「世界の市場シェアが現在、再構成されつつある」と述べた。

DIHKの貿易分野の専門家は、米国など主要輸出先の需要減少で今年の輸出が15%減少するとの見通しを示した。

DIHKは2021年のドイツの成長率を5%程度と予想している。

*内容を追加しました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください