クロブシャー氏、米副大統領候補の選考辞退 「有色人女性が適任」

<description role="descRole:caption">　６月１８日、米ミネソタ州選出のエイミー・クロブシャー上院議員（写真右）は、民主党の副大統領候補には有色人種女性が求められていると述べ、副大統領候補の選考を事実上辞退した。写真左はバイデン前副大統領。テキサス州ダラスで３月撮影（２０２０年　ロイター／Eric Thayer） </description>

［１８日　ロイター］ - 米ミネソタ州選出のエイミー・クロブシャー上院議員は１８日、民主党の副大統領候補には有色人種女性が求められていると述べ、副大統領候補の選考を事実上辞退した。

クロブシャー氏はＭＳＮＢＣのインタビューで「今副大統領候補に求められているのは有色人種の女性だ。非常にふさわしい女性が数多くいる」と指摘し、この国をまとめるために必要だと述べた。

ミネアポリスでの白人警官による黒人暴行死事件などをきっかけに全米で人種差別反対運動が盛り上がり、大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は黒人女性を副大統領候補にすべきとの声が強まっている。

クロブシャー氏は１７日夜にバイデン氏と話したこと明らかにした。

バイデン氏は１８日夜、ツイッターへの投稿でクロブシャー氏の決断を称賛し、同氏と力を合わせてトランプ大統領を打ち負かすと表明した。