1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

米アマゾン、「指輪物語」ゲーム化計画を中止 テンセントと対立

ロイター / 2021年4月19日 11時55分

 4月17日、米アマゾンのゲーム部門は、ファンタジー小説「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」を下敷きにしたオンラインロールプレイングゲームを投入する計画を中止した。映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の日本公開を記念したイベント、2004年撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

[17日 ロイター] - 米アマゾンのゲーム部門は、ファンタジー小説「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」を下敷きにしたオンラインロールプレイングゲームを投入する計画を中止した。

アマゾンの関係者が明らかにした。

計画は2019年に発表され、アマゾン・ゲーム・スタジオが中国の楽遊科技控股有限公司と提携してゲームを開発していた。楽遊は昨年12月、中国IT大手の騰訊(テンセント)に買収された。

その結果行われた契約交渉でアマゾンとテンセントが対立し、これが原因で計画は中止された。この件はブルームバーグが17日、複数の関係者の発言を引用して伝えていた。

アマゾンの関係者は電子メールでロイター通信に対し、「テンセントの楽遊買収後、この時期にこのタイトルの開発を進める諸条件が確保できなくなった」と述べ、アマゾン側の担当チームが他のプロジェクトに移管されることを明らかにした。

アマゾン・ゲーム・スタジオは14年に設立されて以来、ゲーム投入で苦戦を強いられている。

ブルームバーグは今年、苦戦の原因は経営ミスや、ゲーム開発業者とアマゾンの方針をめぐる対立と伝えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください