女性人質に立てこもり=20代男か、「社長出せ」―島根・出雲の運送会社で

時事通信 / 2020年1月14日 23時28分

 14日午後2時半ごろ、島根県出雲市神西沖町の運送会社「上田コールド」本社から、「男が刃物のような物を持って立てこもった」と110番があった。40代の女性従業員1人が人質になっており、県警は男の説得を続けるとともに、20代とみて身元確認を急いでいる。けが人の情報はない。

 県警出雲署によると、男は同社に侵入後、女性従業員を人質にし、他の従業員に「立てこもりたいので外に出ろ。社長を出せ」と要求した。当時、社内には7人程度の従業員がいたが、女性以外は全員避難して無事だった。男は同社と雇用や取引関係になく、人質との面識もないという。

 立てこもっているのは本社2階の会議室で、複数の警察官が廊下で直接、顔を合わせるなどして説得を続けている。女性はトイレに行ったり食事をしたりできる環境にあるという。

 男は警察官の問い掛けにも冷静に対応。「(窓の)ブラインドを下ろすときにけがをした」とも話しているが、けがの程度などは分かっていない。

 ホームページによると、同社は1973年創業で、冷凍・冷蔵生鮮品の運送などを手掛けている。

 現場はJR出雲神西駅から北西約1.5キロにあり、田畑や住宅地に囲まれている。 

[時事通信社]

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