OKI、試験受託サービス事業拠点「本庄テクノセンタ」を開設

JCN Newswire / 2012年9月3日 11時44分

EMC試験と環境試験の受託サービスを強化

Tokyo, Sept 3, 2012 - (JCN Newswire) - OKIグループの信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長: 浅井 裕、本社: 東京都練馬区、以下 OEG)は、「本庄テクノセンタ(埼玉県本庄市)」を開設し、EMC試験※1と環境試験※2の試験対応能力を大幅に強化することで、試験受託サービス事業を拡大します。新設の本庄テクノセンタでのサービス提供開始は、EMC試験が9月3日、環境試験が10月1日の予定です。大型の新設備導入により大型試料対応が可能になるほか、対応容量が増えることで、EMC試験では25%、環境試験では10%の売上高増加を目指します。

7月に実施された電気用品安全法改正により、EMC試験関連ではPSEマーク※3対象製品にLED照明が加えられるなどの法規制強化をはじめ、電気自動車の車載規格多様化や家庭用品規格のEMC試験規格化など、エレクトロニクス製品に対するEMC試験受託サービスの需要が高まっています。また、信頼性環境試験では、埃や水からの保護性能を評価するIP試験※4が幅広い製品に取り入れられる一方、太陽光パネル、街路灯用LED照明器具など大型試料に対する温湿度試験などの環境試験サービスへの要求も高まっています。

OEGでは、1999年に設立したEMCセンタおよび2006年に開設した北関東試験センタを活用してEMC試験と環境試験の受託サービスを実施してきました。これまで自動車エレクトロニクス、医療電子機器業界など高い信頼性を求めるお客様を中心に事業を拡大してきましたが、近年は急伸する試験サービス需要と試料の大型化に対応するための設備強化が課題となっていました。

このたびOEGでは、電波暗室※5、シールドルーム※6、恒温恒湿室などを完備した「本庄テクノセンタ」を開設することにより、車載向けのEMC試験を行う車載電波暗室とシールドルームが、ともに従来の1室から2室になります。新設のシールドルームは既存設備に比べ、内容積比で約2倍と大型のため、広い試験スペースが必要なLED照明機器のエミッション試験※7や、電子回路基板製造に使用するマウンタ※8など大型装置のイミュニティ試験※9などが可能となります。担当する技術者も増員することにより、2013年度の売上高は2011年度実績の約25%増を計画しています。また、環境試験でも従来より内容積比で約2倍の恒温恒湿室を設置し、従来対応できなかった製品高さ2m超の大型の試料や発熱供試体(1重量t:1KWの発熱に対応)の温度、湿度試験を実施できるようになります。

OEGは、製品品質向上を目指す事業者各位の、試験設備を「もたない経営」を支援するサービスを拡大していきます。

【本庄テクノセンタの概要】
所在地: 埼玉県本庄市小島南4-1-1(OKI本庄工場内)
面積: 980m2
事業内容:
電子機器・装置のEMC測定および製品安全試験
電子機器・装置の信頼性試験(環境試験、塵埃試験など)
URL: http://www.oeg.co.jp/company/techno.html

【本庄テクノセンタの主な試験設備の仕様】
車載暗室 内寸: 6.8W×3.0D×4.0H[m]
シールドルーム 内寸: 10.0W×6.0D×2.7H[m]
恒温恒湿室 内寸: 2.5W×3.9D×3.0H[m]、温度範囲:-40度~+80[度]
恒温室 内寸: 2.6W×3.5D×2.4H[m]、温度範囲:-10度~+70[度]

【販売計画】
価格: 試験項目により個別見積り
販売目標: 本庄テクノセンタで13年度1億円

【OKIエンジニアリングの概要】
会社名: 沖エンジニアリング株式会社
設立: 1973年12月6日
代表者: 浅井 裕
社員数: 110名(2012年4月現在)
所在地: 東京都練馬区氷川台3-20-16
事業内容:
(1)電子機器・部品の信頼性評価・故障解析 (2)半導体の特性評価 (3)環境システム装置の構築・管理 (4)環境基準に基づく測定・分析 (5)電子部品の技術・環境情報調査 (6)電子機器・装置のEMC測定および製品安全試験 (7)計測器の校正
URL: http://www.oeg.co.jp/

【用語解説】
※1. EMC試験
EMC(Electromagnetic Compatibility)は電磁的両立性であり、EMI(Electromagnetic Interference )電磁妨害とEMS(Electromagnetic Susceptibility )電磁耐性とからなる。EMC試験は、供試体の電子機器から電磁的ノイズを発生し他に妨害を与えないこと(EMI試験)、および外部からの電磁波で供試体の電子機器が影響を受けないこと(EMS試験)を確認する試験。

※2. 環境試験
環境試験は、信頼性試験の一つであり、電子デバイス・部品の保管、運搬などを含む使用環境に対する耐性を確認する試験。具体的には熱衝撃試験、温度サイクル試験、温湿度サイクル試験などのほか振動・衝撃・落下などの機械的試験がある。

※3. PSEマーク
電気用品安全法の基準に適合することを示すマーク。同法に定められた電気製品については、その製造者または輸入業者はその製品が同法の技術基準に適合していることを確認し、PSEマークを表示しなくてはならない。

※4. IP試験
IP(International Protection)とは電気機械器具の外郭による異物、ホコリなど固形部の侵入および水の浸入に対する保護性能を標準化(JISC0920)した保護等級を示し、IP試験は保護等級ごとに規定された試験方法によって実施する。

※5. 電波暗室
※1のEMC試験を実施するための試験室で、外部からの電磁波の影響を受けず、また内部で電磁波が反射しない構造になっている。

※6. シールドルーム
EMC試験を実施するための試験室で、外部の電磁波の影響を受けないよう電磁的に隔離するよう設計されている。

※7. エミッション試験
※1のEMI試験と同義、供試体の電子機器から電磁的ノイズを発生(エミッション)し他に妨害を与えないことを確認する試験。

※8. マウンタ
電子回路基板製造工程において電子部品を基板上の指定箇所に自動的に搭載する装置。

※9. イミュニティ試験
※1のEMS試験と同義、外部からの電磁波で供試体の電子機器が影響を受けないこと(イミュニティ)を確認する試験。

沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/



Source: 沖電気工業株式会社

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OKI 広報部 葛
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com

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OKIエンジニアリング EMC事業部/信頼性技術事業部
電話: 0495-22-8411/0495-22-8140
お問い合わせフォーム:
 https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k039 (EMC事業部)
 https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k036 (信頼性技術事業部)
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