エーザイとセービンワクチン研究所が顧みられない熱帯病のワクチン開発に向けて提携

JCN Newswire / 2012年9月12日 17時37分

Tokyo, Sept 12, 2012 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社: 東京都、社長: 内藤晴夫)は、このたび、顧みられない熱帯病(NTDs: Neglected Tropical Diseases)であるシャーガス病およびリーシュマニア症をターゲットとしたワクチン開発を支援することを目的として、セービンワクチン研究所 (本部: ワシントンD.C.、プレジデント: Dr. Peter Hotez)に対して、当社が創製したワクチンアジュバントであるE6020および本化合物の関連情報を提供する契約を締結しました。E6020は免疫機構を司る受容体であるTLR4(Toll-like receptor 4)を介して生体の免疫機構を活性化する作用を有します。様々な抗原のワクチンに応用することができ、ワクチンの有効性を高めることが期待されています。

セービンワクチン研究所は、ワクチン治療およびNTDsの研究に特化した非営利組織であり、政府、営利・非営利企業、アカデミアと連携して、ワクチンにより予防可能な疾患やNTDsに対する革新的なワクチンの研究開発、医薬品アクセスの改善に向けたアドボカシー活動を推進しています。

シャーガス病およびリーシュマニア症は、NTDsの中でも診断や治療が難しく、革新的かつ強力な疾病管理を必要とする疾患として位置づけられています。今回の提携は、セービンワクチン研究所が持つNTDsの開発における強みと、新薬開発型の製薬企業として当社がもつ化合物やナレッジを融合する新たなProduct Development Partnership(PDP)であり、これらの疾患の治療ワクチンの早期かつ効率的な開発を実現します。

当社は、過去最大の国際官民パートナーシップにより、2020年までにシャーガス病およびリーシュマニア症を含むNTD10疾患の制圧をめざす「ロンドン宣言」に参加しています。本宣言のもと、当社は、今回のセービンワクチン研究所との提携のほか、世界的に供給不足となっているリンパ系フィラリア症治療薬の1つ、「DEC(ジエチルカルバマジン)」22億錠を当社インド・バイザック工場で生産し、2013年からWHOに無償で提供することを決定しています。

当社は、新興国や開発途上国に事業が拡大される大グローバリゼーション時代において、これらの国々の健康福祉の向上に貢献し、経済発展や中間所得層の拡大に寄与することは将来に向けた長期投資と位置づけており、今後もNTDsを含む医薬品のアクセス問題に積極的に取組み、世界の患者様とそのご家族のベネフィット向上に貢献してまいります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.eisai.co.jp/news/news201265.html

エーザイ株式会社

エーザイ株式会社は、研究開発型のヒューマン・ヘルスケア(hhc)企業で、グローバルに研究・製品の開発・販売活動を行っている。エーザイは、神経・精神領域を含むインテグレーティブ・ニューロサイエンス、がん治療と支持療法を含むインテグレーティブ・オンコロジー、血管・免疫反応領域の3つの治療領域に活動を集中し、世界各地にある研究、生産、販売拠点を通じて、世界の患者様に貢献している。エーザイ株式会社の詳細情報は www.eisai.co.jp をご覧ください。



Source: エーザイ株式会社Copyright 2012 JCN Newswire. All rights reserved.

jcn

トピックスRSS

ランキング