Bombardier CSeries 航空機の飛行試験1号機を組立て中

JCN Newswire / 2012年10月17日 14時29分

静止試験用の機体の翼を結合中; 動画は http://ow.ly/etTZp にあります

MONTREAL, QUEBEC, Oct 17, 2012 - (JCN Newswire) - Bombardier Aerospaceは、CSeries航空機の飛行試験1号機(FTV1)のコックピットとすべての胴体セクションが、カナダのケベック州ミラベルの施設に到着し、FTV1の組み立てが進行中であることを本日発表しました。さらに、最新型CSeries機の静止機体全体試験(CAST)中に使用される最初の翼の、機体への接続を行っていることも発表しました。Bombardierはまた、CSeries機のアビオニクス、電気系統、操縦、フライ・バイ・ワイヤー、油圧系統、着陸装置、配線システムなどの試験や、仮想フライトの試験も、ミラベルで「Aircraft 0」(i)を使って順調に進めていることも発表しました。Aircraft 0は、CSeries航空機用の地上ISTCR (統合システム試験および認可用装置)です。

ケベック州サンローランの実験的試験施設にあるCASTは、機体の静的強度を実証し、認定要件を順守していることを示すために設計されています。ミラベル工場は、CSeries航空機の製造施設です。組立工程には、リーン生産という最新概念を使った完全に自動で動く組み立てラインが含まれています。

「CAST、FTV1、『Aircraft 0』はすべて、CSeries航空機の試験と開発で重要な要素です。これら3つの試験プラットフォームがそれぞれ進捗していることを嬉しく感じています。」と、Bombardier Commercial Aircraft CSeries統括マネジャー兼VPのRob Dewarは述べました。「Aircraft 0では、効率的な地上設備でCSeries航空機のシステムの検証ができますので、土日も休まず一日20時間作業することができます。試験結果を活用して、飛行試験プログラムで使う時間を最適化できます。『Aircraft 0』での統合システム試験は、初飛行前にリスクを軽減し、必要な信頼性を提供するように設計されています。現在まで、試験で不測の結果は起きておらず、すべて計画通りに進んでいます。」と、CSeries航空機の翼についてDewarはコメントしました。「Bombardier Aerospace Belfastでは、翼の重量と性能に関する最終的な生産設計の最適化のために、幅広い研究と試験プログラムが行われました。この後に続く試験では、CASTを、他の機体装備品と合わせて、静的強度の確認に使用する予定です。」

CSeries航空機の翼について

CSeries航空機の翼は、北アイルランドのベルファストにある敷地面積600,000平方フィート(55,742m2)にわたる最先端のBombardier社の新しい製造組立施設で作られました。この施設は、すべての操縦翼面や高揚力システムなどの、CS100とCS300ジェット機の先進的な複合材料翼の設計、製造、統合に責任を持ちます。

樹脂含浸の使用により、航空業界でもより大きく複雑な複合構造の製造が可能になりました。Bombardier Aerospace Belfastは、CSeries航空機の翼の主な構造装備品の製造に使用される独自の樹脂トランスファー注入(RTI)工程の開発と特許取得を行い、製造革命の最先端を走ってきました。翼のように大きな構造内に複合材料を使用することで、重量が軽減されます。また、複合材料には耐食性や疲労強度などの特徴がありますので、検査の頻度が減り、保守コストが減るなど、お客様にもメリットがあります。Bombardier Aerospace, Belfastで行われている複合材料製造工程では、抵抗を最小化するために、高い正確性と空中円滑性を可能にし、CSeries航空機の燃料燃焼を減らすことができます。

先進技術を駆使したCS100とCS300航空機の炭素繊維翼の面積は約1,209平方フィート(112.3m2)で、幅は115フィート1インチ(35.1m)です。2つのモデルの翼の内部部品のいくつかは異なっていますが、同じ空気力学的特徴があります。

CASTの間に翼や他の機体装備品には、機動飛行、着陸、離陸などの飛行条件および地上条件などの一連の荷重条件について、機体強度の試験が実施される予定です。飛行中の状況をシミュレーションする際には、それぞれの荷重条件について、内部客室気圧も適用されます。収集されたデータでは、Bombardierの圧力エンジニアだけでなく、CSeries航空機向け構造装備品の開発に参加しているパートナーやサプライヤにもモニタリングされます。

CSeries航空機の胴体部分とコックピットについて

Bombardier Belfastは、FTV1の胴体中央部を製造しました。胴体前部と後部、およびコックピットは、Bombardierサンローラン工場により供給されました。後部バレルは、中国の国営航空会社である中国航空工業公司(AVIC)の子会社の瀋陽飛機公司(SAC)により供給されました。

CSeries航空機の翼の製造でBombardierは、旅客機の後部胴体の開発に関する複合材料技術の専門知識に投資しました。圧力ドームなどの炭素繊維の後部胴体については、同社は自動ファイバー積層(AFP)技術を活用しています。ロボット工学技術を活用したAFP技術をBombardierが採用したことは、航空宇宙業界で先進的なAFPを使用するために、カナダ国家研究会議により開始された大規模なコラボレーション型航空機構造実証プロジェクトの成果の恩恵を受けています。

Bombardierでは、サンローラン工場でCSeries航空機用のコックピットの製造では、最新型のオートメーションラインを採用しています。ラインは、従業員の安全や、製品の品質向上、納期厳守などのために、リーン生産の概念を使って設計されました。

CSeries航空機について

完全に一新されたCSeries航空機ファミリーは、成長の著しい100~149座席型の市場向けに設計されており、2013年以降の商用航空機の要件に対応するために、先進的な素材と、最先端の技術と実績ある手法を組み合わせています。Pratt & Whitney PurePower PW1500Gエンジンを搭載したCSeries航空機には、運用費で15%(ii)、燃費効率で20%(ii)のメリットがあります。CSeries航空機ファミリーは、徹底的に一から設計されていますので、同機は騒音と排ガス量を大幅な削減を達成できます。運航柔軟性も非常に高く、飛行場関連の性能にも優れ、航続可能距離は2,950 nm (5,463 km)です。(ii)CSeries航空機は、同じ座席カテゴリーの他の航空機より、最大12,000ポンド(5,443 kg)(ii)軽くなっており、単一通路型航空機でありながら、ワイドボディ並みのクラス最高の客室環境を乗客に提供しています。

CSeries航空機プログラムをご採用くださった13社のうち、9社は正式発注で、大手航空会社、フラッグキャリア、都市型空港発着路線のある一流航空会社、格安航空会社、リース会社などがありますが、航空機パートナー向けフルサービスプロバイダなどがあります。Bombardierは、CSeries航空機352機の発注を受けています。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界で唯一のメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社は車両・航空機やサービス、そしてとりわけ従業員により、世界の交通をリードしています。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability Worldと北米インデックスにも上場しています。2011年12月31日締め会計年度の売上高は、183億米ドルでした。ニュースと情報はbombardier.comからご覧いただくか、Twitter @Bombardierをフォローしてください。

編集者向け注記
-- このリリースに関する写真は www.bombardier.com と http://ow.ly/etUgU のプレスリリースセクションにあります。動画は http://ow.ly/etTZp にあります。
-- CSeries航空機の機外からの画像や他の情報は、 www.cseries.com をご覧ください。
-- Bombardier Aerospace社からの最新ニュースと情報はTwitterで @Bombardier_Aeroをフォローしてください。

(i) "Aircraft 0"は「エアクラフト・ゼロ」と読みます。
(ii) CSeries航空機は開発段階です。すべてのデータと仕様は推定であり、航空機ファミリーの戦略、ブランド関連、容量、性能は、開発、製造、認定の過程で変更される場合があります。言及された性能は、北米で500-nmで運航した環境をベースに推定されています。比較は就航中の航空機に対して行っています。

Bombardier、CS100、CS300、CSeriesおよびThe Evolution of MobilityはBombardier Inc.とその子会社の商標です。

お問い合わせ先:
Marc Duchesne
Bombardier Commercial Aircraft
+1-416-375-3030
www.bombardier.com

Bombardier





Source: BombardierCopyright 2012 JCN Newswire. All rights reserved.

jcn

トピックスRSS

ランキング