Global Terrorism Indexのサービス開始

JCN Newswire / 2012年12月4日 19時15分

テロ攻撃の記録数は増えているものの、死亡者の数はピーク時の2007年から25%減少。

London, Dec 4, 2012 - (JCN Newswire) - 本日発表されたGlobal Terrorism Index (GTI)によれば、テロ事件の数は911以来ほぼ毎年増加しています。しかし、テロによる死亡者の数は2007年以来25%減少しました。この傾向はイラク戦争の鎮静化と一致しています。それにもかかわらず、2011年にもっともテロ被害の危険性の高かった国はイラクでした。過去10年間に中東および北アフリカ地域は、テロによる死亡者のもっとも多い地域であり、次いでアジア太平洋地域が僅差で続きました。

-- イラクのクウェート侵攻開始以来、全世界のテロ事件の数は4倍に増加。
-- 2001年以来テロ攻撃を受けていない国は、158か国中わずか31か国のみ。
-- テロに悩まされる可能性のもっとも低い地域は北米。
-- 西ヨーロッパの人がテロ攻撃で死亡する確率は、北米の人に比べて19倍。
-- 2002年以来、全死亡者の6%がテロリスト。この数字はテロの効果の高さを示しています。
-- 2011年にテロの影響をもっとも受けた国はイラク。次点はパキスタンとアフガニスタン。

Institute for Economics & Peace (IEP)により制作されたGTIは、テロの影響を国別ランキングで示す初のインデックスで、経済および社会的側面から影響を分析しています。インデックスはGlobal Terrorism Databaseのデータに基づいて作成されています。このデータベースは、メリーランド大学に拠点のあるNational Consortium for the Study of Terrorism and Responses to Terrorism (START)により収集・編成されています。

インデックスは158か国について、過去10年間のさまざまな指標を集計してスコアをつけています。これには、テロリスト事件の数、死傷者数、物的損害などが含まれます。GTIは他の多くのファクタを分析し、グループ間の結びつき、人権、グループの不満、汚職、ガバナンスなどのテロ関連情報を発見しました。

驚いたことに、低所得諸国は中の下の所得の国々よりもテロの影響が少なく、貧困がテロの主因とは必ずしも言えないことが示されました。もっとも標的にされやすいのは民間の人や資産で、軍関係は攻撃ターゲットの4%にすぎませんでした。過去10年間にもっとも状況が改善したのは、米国・アルジェリア・コロンビアでした。

テロ攻撃の大半は広義の紛争状況で起きています。インデックスによれば、グローバル規模のテロが増加したのは、イラク戦争の激化の後のみです。この現象が起きたのは、アフガニスタン国内のテロ急増後、パキスタンでテロが増加した18か月後のことです。

「テロはこの時代にもっとも感情的な話題です。テロの影響は過去3年間ほぼ増加が止まっていますが、依然として受け入れがたいほど高い状況にあります。GTIの目的は、現象を体系的に分析し定量化することです。」 と、IEP執行会長はSteve Killeleaと述べました。「GTIは、今後のテロの予測や、適切な政策対応などについての有益で実用的な議論に情報を提供するために、その傾向を調査しています。」

911後の10年間に、テロ攻撃による死亡者は195%増加し、事件の数は460%増加し、負傷者は224%増加しました。興味深いことに、911以来のテロ死亡者が多い国の上位7か国は、この時期の死亡者数の4分の3近くを占めています。その中でもイラク人死亡者はもっとも多くなっています。

2011年にもっとも深刻なテロの影響を受けた地域は中東・インド・パキスタン・ロシアでした。2011年の死亡者は7473人で、2007年より25%少ない数でした。

「Global Terrorism Indexの発表を歓迎します。」と、英国議会の対テロ超党派議員連盟会長のKhalid Mahmood MPは述べました。「政策立案者がテロの状況を追跡し対応する際に、このインデックスは有用なツールです。」

テロ攻撃の主なターゲットと考えられやすい北米は、もっともテロに遭いにくい地域で、死亡率は西ヨーロッパの19分の1です。米国の状況は2002年から2011年の間に大幅に改善し、911の影響が消えるとともにインデックスの1位から41位に下がりました。

Killeleaは次のように結論づけました。「GTIは、テロの影響が特に深刻な国の多くは、外国の軍隊の干渉にも悩まされていることを示しています。『保護する責任』は非常に重要ですが、望ましくない結果とならないように注意を払う必要があります。政策立案者の皆様には、このレポートで判明した事実を活用して、対テロ戦略を再定義し、重点を平和へと移していただきたいと考えています。」

編集者向け注記

GTIレポート全文とインタラクティブマップは、以下からご覧になれます。 www.visionofhumanity.org
フォロー: https://twitter.com/#!/GlobPeaceIndex
参照: www.facebook.com/globalpeaceindex

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Institute for Economics and Peaceは国際的な非営利研究機関で、世界の平和への関心を、ポジティブで達成可能な、人類の福祉と進歩に関する測定可能な評価基準として表すことを専門にしています。 www.economicsandpeace.org

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