昭和電工、リチウムイオン電池負極用バインダーの量産を開始

JCN Newswire / 2013年2月26日 10時48分

Tokyo, Feb 26, 2013 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、リチウムイオン電池(以下、LIB)の負極用水系バインダー「ポリゾール(R)LBシリーズ」の量産を龍野事業所(兵庫県たつの市)で開始しました。当製品は、アクリル系合成樹脂エマルジョンであり、溶剤系バインダーに比べ製造時の環境負荷が低い水系バインダーです。低抵抗性、優れた温度特性、負極集電板との高密着性などの特長を持ち、LIBの長寿命化、高容量化に寄与します。これまでお客様にサンプルを評価いただきながら、製品特性の向上を図ってまいりましたが、一定の品質水準を確保できたことから、このたび本格的販売を開始します。

スマートフォンやタブレット端末の高性能化に伴い、使用される小型LIBについても、さらなる薄型化、高容量化が求められています。また、産業用や家庭用の蓄電池、電気自動車やハイブリッド車向けの大型LIBにおいても、高容量かつ長寿命で、厳しい環境下での使用に耐えうるLIBの開発が進められています。

これら高機能LIBの開発に際しては、正極材、負極材、セパレーター、電解液の主要4部材のみならず、補助部材であるバインダーについても、LIBの性能に大きな影響を与えることから、キーマテリアルの一つとして注目されています。

バインダーとは、リチウムイオンが出入りする正・負極活物質やその他補助添加剤、集電板を結着させる接着剤の役割を果たします。現在、バインダー材料として主流のスチレンブタジエンゴム(SBR)は、高温や低温環境では劣化しやすい点が課題となっていました。ポリゾール(R)LBシリーズは、高温(60度)保存後の充放電時の容量維持および、低温下(-20度)での放電容量にSBRと比較し10%程度の改善が見られるなど、温度特性に優れます。また、分散性が高く、少量の添加で高い結着性を持つことや負極の集電板である銅との密着性を1.5倍向上させることから、LIBの内部抵抗の低減を可能にし、高容量化、長寿命化に貢献します。

今後、当社グループは、有機・無機・アルミニウムの技術を応用した特徴ある負極材、正負極添加剤、外包材、バインダーなど個々の製品性能の向上に取り組むとともに、お客様の要求に応える部材の組み合わせの提案など、LIB向け部材のトータルソリューションを提供してまいります。

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昭和電工株式会社

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