2013年度 ANAグループ入社式 伊東グループCEO挨拶(概要)

JCN Newswire / 2013年4月1日 16時51分

新経営体制をスタートし、新グループ経営理念と新グループ経営ビジョンのもと挑戦を続けます

Tokyo, Apr 1, 2013 - (JCN Newswire) - 2013年度 ANAグループ入社式にて、本日、伊東グループCEOが挨拶をしました。概要は以下の通りです。

◆ANAグループを取り巻く環境について ~グループが一致団結し、危機を乗り越えてきた~

長く続いた日本経済の不振から、漸く活気が出てきつつあり、日本の再生をテーマに様々な動きが活発化してきました。震災復興や原発問題、電力問題等、依然として悩ましい問題を抱える中ではありますが、このまま沈んではいけないと、日本も大きく変わろうとしています。

航空業界に目を向けると、LCC3社が運航を開始し、日本航空の再上場もありました。ANAグループは、創立60周年の節目の年度でしたが、中国との関係悪化や、現在も欠航等でお客様にご迷惑をおかけしているボーイング787の運航停止等により、悩まされながらも、グループ皆で努力を重ね、何とか影響を最小限に食い止めています。少し遡りますと、リーマンショックや新型インフルエンザ、東日本大震災と、ここ数年グループ存続の危機とも言える厳しい状況を経験しましたが、グループで力を合わせて、「強く生まれ変わる」を合言葉に、生産性向上や品質向上等、様々な改革に邁進し、難局を乗り越え、ここまでたどり着くことができました。

こうした努力の結果、先日、名誉ある米国エア・トランスポート・ワールド社のエアライン・オブ・ザ・イヤーを受賞したことに加え、大変権威ある英国スカイトラックス社の5スターキャリアの認定を受けるとともに、定時到着率や欠航の少なさでも世界一の評価を受けました。世界から、私達がやってきたことが評価されたことを、本当に嬉しく、また頑張ってきたグループ従業員を誇りに思うところです。

◆新経営体制のスタート ~ANAブランドの強化とグループ全社の自律と成長に向けて~

ANAグループは、ここ数年「強く生まれ変わろう」と様々な改革を断行しており、グループ各社の合併等、体制面での見直しを行っています。そして今日からは、持株会社制をスタートさせました。私が、ANAホールディングスの社長としてグループ全体を統括し、ANA及びANAブランドを統括するのが、ANAの篠辺社長になります。

航空業界は大転換期にあり、首都圏発着枠の拡大や航空自由化の流れ、国内外のLCCの参入や、外国社を含む競合他社の勢力拡大、国境を越えた買収・合併等、ANAグループを取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中、新体制のもと、事業の拡大と各事業の強化、発展を目指していきます。

しかし、この中で忘れてはならないことは「私達はグループで協力して事業をしている」ということです。航空会社の力だけでは、飛行機は飛ぶことはできません。グループ全員の相互信頼と協力のもと、私達の事業は成り立っています。グループ全員で入社式をやることにもこうした意味があります。

純粋な民間航空会社グループであることに誇りを持って、幾多の困難を、グループ全員で乗り越えてきた私達です。厳しい時代を、グループでスクラムを組んで、乗り越えて行きましょう。

◆新ANAグループ経営理念 ~私達の使命・存在意義~

【ANAグループ経営理念】

安心と信頼を基礎に
世界をつなぐ心の翼で
夢にあふれる未来に貢献します

私達は、全ての事業において、お客様や社会からの「安心」と「信頼」を基盤に、世界のヒトやモノを繋ぎ、夢にあふれた、未来に貢献していくという決意を述べています。では「ANAグループなら安心だ」「信頼できる」と思って頂くにはどうすればいいでしょう。

その最初にあるものが、安全です。ANAグループにとって、安全は全ての事業の基本となる、絶対的な使命です。「安全は経営の基盤であり、社会への責務である」という安全理念を掲げ、安全に向けて不断の弛まぬ努力を続けています。この瞬間にも、世界のどこかで皆さんの先輩達が、安全を守る仕事をしています。24時間、私達は安全と向き合っていること、そして私達の一つ一つの行動の積み重ねで、安全が守られていることを、是非肝に銘じて頂きたい。また、安心や信頼の為には、言行が首尾一貫していることが極めて大事です。

この経営理念には、如何なる場合でも、グループの誰であっても、絶対にお客様の期待を裏切らない、お客様や社会の「安心と信頼」を守るという、まさに「真剣勝負の決意」が込められています。

◆新ANAグループ経営ビジョン ~目指す将来像~

【ANAグループ経営ビジョン】

ANAグループは、
お客様満足と価値創造で
世界のリーディングエアライングループを
目指します

これまで私達は、「アジアを代表する企業グループ」となることを目指してきました。今回、その目標をもう一段高め、お客様満足や価値創造で「世界のリーディングエアライングループ」になろうと謳っています。

そのためにまず大切なことは、お客様のお気持ちを汲んで、何をしてあげられるのかを考え、そして、時にはマニュアルの枠を飛び越えて臨機応変に、期待される以上のことをして差し上げることです。接客部門以外も、お客様に繋がる仕事をしています。「お客様の立場、気持ち」に立って、グループの全社・全部門が協力しなければ、本当のお客様満足は実現できません。是非、お客様の為に、その笑顔や感動を生み出すフロントラインの為に行動をし、ANAグループだからこそ出来る「お客様や仲間の笑顔」を、沢山作って頂きたい。

また、世界のリーディングエアライングループとなる為には、井の中の蛙ではなく、積極的に世界に出ていかなければなりません。多くの日本企業は生き残りをかけて世界に出ています。私達も例外ではありません。今や全ての職場は世界と繋がっています。皆さんの可能性は世界に広がっています。どの会社・どの職場であっても、世界に目を向け、将来に向け、努力をして頂きたい。

◆最後に ~社会人として~

サントリーの創業者・鳥井信治郎氏の口癖で、松下幸之助氏も使われた「やってみなはれ」という言葉があります。

入社して「早く一人前になりたい」とか「こんな人間になりたい」とか、「こんなことやってみたい」とか、様々な興味と意欲を持っているはずです。人間は「やりたいこと」があっても、「自分にはまだ早い」とか「自分にはできない」とか、やるための理由より、やらないで済ませる理由を考えがちです。私は社内で「やらない、できない理由でなく、どうすればできるかを考えて欲しい」とよく言っています。ANAグループには、元来この「やってみなはれ」を大切にする風土があります。

そこで大切なのは、「何としてもやってみよう」という熱意です。皆さんの内面から湧き上がる、「やってみたい」という気持ちを、是非大切にしてください。一度や二度失敗しても、そのチャレンジ精神こそが、次に何かをもたらします。これこそが私達が期待しているものです。是非、新しい事、困難な事にチャレンジし、私達経営者に「やってみなはれ」を沢山言わせて下さい。失敗を恐れず恥も沢山かいて、その仕事をマスターする。突き詰めてやってみれば、将来、皆さんの人生に必ず役に立つ、何かを得て、そして成長しているはずです。

皆さんには、仲間がいます。先輩も、今後入ってくる後輩もいます。私も先頭に立って、チャレンジしていきます。是非一緒に、夢のあるANAグループを創っていきましょう。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.ana.co.jp/pr/13_0406/13-001.html

ANA (全日本空輸株式会社)

詳細は www.ana.co.jp をご覧ください。



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