三菱重工とアタ・コンバイン社、共同でトルコで天然ガス焚き発電事業

JCN Newswire / 2014年3月5日 18時7分

Tokyo, Mar 5, 2014 - (JCN Newswire) - 三菱重工業とトルコの複合企業であるウルンドルグループのアタ・コンバイン社(Ata Kombine Cevrim Santrali Elektrik Uretim Anonim Sirketi)は共同で、発電事業に出資することで合意し、4日(現地時間)、契約を締結しました。具体的には、ウルンドルグループが保有する発電事業会社の株式の過半を三菱重工が取得し、高効率の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を建設して、同国最大の電力需要地であるイスタンブール地域に電力を供給するもので、GTCC発電設備の運転開始は2016年の予定です。

契約調印式はイスタンブールの由緒あるホテル(Clragan Palace Kempinski)で開催され、当社から前川篤 取締役副社長執行役員 エネルギー・環境ドメイン長が、ウルンドルグループからはオメール・ウルンドル(Omer Urundul)副社長がそれぞれ出席しました。

今回のプロジェクトは、事業主体となる発電会社、クルクラーレリ・エナジー社(Kirklareligaz Enerji Uretim Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi)が、M701F5形ガスタービンを中核機器とする出力52万kWのGTCC発電設備をイスタンブールの北西約200kmのクルクラーレリ市に建設して、需要が増大する電力自由化(マーチャント)市場に電力を供給するものです。なお、同社の出資比率は、三菱重工の株式取得により、三菱重工50.1%、アタ・コンバイン社49.9%となります。

GTCC発電設備は、M701F5形ガスタービンのほか、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機などで構成されます。これらの機器供給と建設は、三菱日立パワーシステムズとその欧州拠点であるMitsubishi Hitachi Power Systems Europe, Ltd.が手掛けます。

ウルンドルグループのウルンドル副社長は次のように述べました。「ウルンドルグループは過去30年にわたってトルコ経済とエネルギー産業の発展に貢献してきましたが、それに加え、今回の三菱重工とのパートナシップの構築により、発電分野でリーディング・カンパニーとなる目標に向かって、さらに新たな歩みを確実に刻んでいくことができます」。

三菱重工の前川副社長は次のように述べました。「海外発電事業への当社の投資案件としては4件目ですが、今回はこれまでの関与よりさらに一歩踏み込み、これまでのグローバルな建設とアフターサービスの実績を活かしながら、アタ・コンバイン社と共同で着実な発電設備の完工と、安定的で効率的な発電事業の運営を目指していきます」。

ウルンドルグループは2009年にセダ・ウルンドル(Sedat Urundul)によって設立され、発電、建設、食品、エンターテイメントなどの事業を展開しています。創立者のセダは30年にわたる建設業界での経験を持ち、アタ建設事業体(Ata Construction Consortium)の創設者の一人でもあります。同事業体は出力240万kWの欧州最大の水力発電プロジェクトを手掛けたことで知られています。

三菱重工は原動機、原子力、航空宇宙などの分野を主力とする総合インフラ・メーカーです。化石燃料の有効利用と環境負荷低減の両面から世界的に需要が高まっているGTCC発電設備についても国内外で多数の納入実績を持ち、技術・実績両面で広く市場の信頼を獲得しています。 なお、三菱重工はこれまでにも、海外発電事業への投資として、スペインの売電(IPP)事業会社であるAESカルタヘナ発電会社、ブルガリアのカリアクラ・ウィンドパワー社、韓国のポチョンパワー社への出資を行っています。

三菱重工とアタ・コンバイン社は今後もこの合弁の発電事業会社と密接に連携し、その事業展開を全力で支援していきます。

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