三菱重工、福島第一原発向け工場完成型汚染水貯蔵タンクを出荷開始

JCN Newswire / 2014年4月10日 17時32分

5月までに計10基を出荷予定、さらに大容量タンクも製作中

Tokyo, Apr 10, 2014 - (JCN Newswire) - 三菱重工業はこのほど、東京電力株式会社福島第一原子力発電所向け汚染水貯蔵タンクの出荷を神戸造船所二見工場(兵庫県明石市)で開始しました。同発電所向け汚染水貯蔵タンクとしては初の工場完成型タンクで、5月までに計10基を出荷する予定です。

今回納入する縦置き溶接構造タンクは炭素鋼製で、直径8.1m、高さ15.6m、厚さ16mm、容量700m3です。東京電力では現在、汚染水を貯蔵しているフランジ構造タンクや横置きタンクから、縦置き溶接構造タンクへのリプレースや増設を進めていますが、これらのタンクはその一翼を担うこととなります。

今回のタンク製作に当たっては、高い密封性/強度と短納期が求められました。当社はこれに対し、実績豊富な溶接/加工技術を駆使するとともに、熟練作業員が工場で製作できる工場完成型とすることで、原子力製品としての安定した高い品質と短納期を実現しました。

二見工場から出荷したタンクは、海上輸送と原子力発電所の構内輸送を経て、所定の場所に据付けられることになります。なお、据付けは当社が実施します。

当社は、今回の10基に続き、さらに大型の容量1,000m3の縦置き溶接構造タンクを神戸造船所本工場および二見工場において製作中で、これらは6月以降順次出荷していく予定です。

当社は今後も、これまでの原子力事業で培った多様な技術やノウハウを活用し、福島第一原子力発電所の汚染水対策をはじめとする様々な課題について、全力で支援していきます。

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三菱重工業株式会社

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