都市の魅力を伝える自治体の戦略的ブランディング

JCN Newswire / 2014年5月8日 10時54分

Tokyo, May 8, 2014 - (JCN Newswire) - マーカスエバンズが開催するCMO Japan Summit 2014にご講演者としてご参加頂く野志氏にお話をお伺いしました。

インタビュー:愛媛県松山市 市長 野志 克仁氏

「“行きたい”“買いたい”“住みたい”という意識と行動を喚起し、“選ばれる都市”となるには、明確な都市イメージをもってもらうことが重要」と語るのは、愛媛県松山市長の野志克仁氏。今回は野志氏に「都市の魅力を伝える自治体の戦略的ブランディング」について伺いました。

- 都市ブランドの確立を目指す意義をお聞かせください。

地域間競争が激化する中、将来にわたり資金や人材、物や情報を流入させ、発展し続けるための都市経営戦略が求められています。

そこで、都市全体の価値や魅力の向上を図り、都市そのものに対する信頼や好感を市内外から獲得する「都市ブランド」を確立し、他都市と比べて優位性を保つことで、全国の人々から“選ばれる都市”となることを目指すことにしました。

- 明確な都市イメージを伝えることの大切さと、そこにみる課題は何ですか。

本市では、これまで日本最古の温泉と言われている道後温泉や松山城、そして豊潤な自然と俳句・文学といった文化的風土の薫り漂う四国最大の都市・松山を積極的にアピールしてきました。

しかし、2011年に民間の調査機関が行った全国調査によると、松山市のイメージ想起率は47%と意外と低く、地名は知っていても都市のイメージを形成するまでには至っていない実態が明らかになりました。

人口減少等から都市の活力低下が懸念される中、“行きたい”“買いたい”“住みたい”という意識と行動を喚起していくためには、これまでとは違った手法で、より明確な都市イメージをもってもらうことが大切です。

そうした中、本市が2012年に行った調査では、松山市に関する情報に触れる機会が少ないという結果が出ており、特に少ないとされる若年層ではインターネットやSNS等からの情報取得が少ないという課題も見られ、ターゲットや発信内容・媒体等を十分に踏まえた効果的な情報発信の必要性を痛感しています。

- 市民のみなさんをどのように取り込んでいかれましたか。

都市ブランドの確立は、行政からの情報発信だけで成し得るものではなく、オール松山での取り組みが重要であるため、みんなで松山の良さを見つめ直し、磨き、そして全国へ発信していく活動として「だんだん松山プロジェクト」を推進しています。

その中で、市民や企業、メディア関係者等のみなさんが何度も集まり松山の魅力を掘り下げ、松山の基本価値は「人のあたたかさとちょうどいい暮らし」であると多くの方が語ってくれました。これを基にブランドメッセージ『いい、加減。まつやま』を作成し、そのロゴマークを市民投票で決定するとともに、このメッセージにメロディを付けたサウンドロゴも140名もの市民の歌声が重なり合って出来上がりました。

さらに、『いい、加減。まつやま』に込めた思いを広く伝えるため、他都市とは一線を画す手法としてオリジナルアニメーションを制作し、市民のみなさんがエキストラとして参加するなど、市民共創型の都市ブランド戦略を展開しています。

CMO Summit 2014について

2014年6月10日から2日間に渡りホテル椿山荘東京にて開催されるCMO Japan Summitは、コーヒーブレイクやネットワーキングランチを含む多くの交流の時間を所々に挟みながら、基調講演・ケーススタディー・パネルディスカッションを通じて、現代のビジネス環境下におけるCMO・マーケティング統括者の課題やビジネスチャンスについて討議していただきます。

サミットに関する詳細・お問い合わせは http://www.cmojapansummit.com/KatsuhitoNoshiInterview
または、 info@marcusevanscy.com へお問い合わせください。

marcus evans group - marketing sector portal - http://www.marcusevans.com/reviews/finance/

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当サミットは招待制のビジネスイベントのため、ご参加枠には限りがございます。

マーカスエバンズサミットについて

マーカスエバンズサミットは、各企業の役員・部門長の方々とソリューションプロバイダー企業間の戦略的な情報共有・異業種交流の架け橋を、世界に先駆けて行っています。世界有数のビジネス戦略、各業界大手上場企業のシニア・マネジメント層による基調講演やケーススタディー並びにパネルディスカッションにて、幅広く議論いたします。個別ミーティング・スケジューラー・ウェブサイト上にて、現在のビジネス環境下における課題に合わせ、スポンサー企業とデリゲートの方々との間でOne-to-One Meetingsを、事前にアレンジしていただくことが可能です。世界中のリゾート地において開催され、数多くのネットワーキングの機会、交流の場を設けており、それぞれの業界の最新動向及び企業間の情報交換が効果的に行うことができるよう綿密に構成されています。

お問い合わせ:
猿渡 映有
アジア太平洋地区サミット
マーケティングマネージャー
マーカスエバンズ
メール: AkinaoS@marcusevanskl.com

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