三菱重工、MI LNGカンパニーを通じてLNG運搬船を初受注

JCN Newswire / 2014年5月9日 17時11分

次世代型「さやえんどう」の8隻目を日本郵船向けに

Tokyo, May 9, 2014 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、今治造船株式会社と合弁で昨年4月に設立した株式会社MI LNGカンパニーを通じて、日本郵船株式会社向けのLNG(液化天然ガス)運搬船を受注しました。MI LNGカンパニーが初めて受注したもので、次世代型LNG運搬船として当社が独自に開発した燃費性能に優れる「さやえんどう」船型の8隻目となります。完成・引き渡しは2017年の予定です。

このLNG運搬船は、長さ288.0m、幅48.94m、満水喫水11.5m、総トン数13万8,000トン(載貨重量トン数7万5,000トン)で、航海速力は19.5ノット。タンク総容積は15万5,300m3(LNG積載可能量は15万3,000m3)で、MI LNGカンパニーからの発注に基づき、当社長崎造船所(長崎市)で建造します。

さやえんどう船型は、球形タンク4基を船体と一体構造の連続タンクカバーで覆うことにより、船全体の強度を確保しながら軽量化を実現し、さらに航行中の空気抵抗を大幅に軽減します。また、主機関には蒸気を再度加熱利用することで熱エネルギー効率を高めたMHI Ultra Steam Turbine Plant(UST:再熱舶用推進蒸気タービン)を採用。燃費性能は従来船と比べ20%以上の改善が可能です。

連続タンクカバーの採用で、タンク頂上で配管、電線、通路を支える構造物が不要になり、メンテナンス性が大きく向上。また、燃費改善によるCO2排出量の抑制に加え、バラスト水処理装置の搭載による海洋生態系への影響軽減など、環境対応力も高めています。

MI LNGカンパニーは、世界的なLNG需要の高まりを背景に増加傾向にある新造LNG運搬船の大型商談に対応できる体制を国内で先んじて整えた、LNG運搬船専門の設計・販売会社です。当社の技術開発力と今治造船のコスト競争力などを組み合わせ、両社の造船所を合わせて年間8隻以上の建造能力を確保しており、さやえんどう船型のほかに、一般的な球形タンクカバー方式のモス船やメンブレン船まで幅広く対応できます。

さやえんどう船型は、2011年10月の2隻同時受注を皮切りとして順調に受注を重ねてきました。高い省エネ・環境性能により、造船・海運業界で開発・導入が活発化しているエコシップのリード製品に育っています。

当社は、MI LNGカンパニーの初受注を弾みに、今治造船との連携を緊密にして、LNG運搬船の受注拡大に力を注いでいきます。

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三菱重工業株式会社

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